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宮古島二回目 NO3

<三日目>06年6月12日

朝は予定通り4時30分に起床。外はまだ暗い。雨は少々降っているようだ。しかし空をじっと見ていると雲の切れ目らしきものも若干であるが見える。最終日だし、とりあえず行くだけ行ってみよう!ってことで少し寝ぼけたままホテルを出発。道には街灯が少なく少し不気味。当然こんな時間なのですれ違う車などなし。

5時20分、東平安名崎到着。空はさっきより曇っていた。多分日の出は見れないかなあ。しかしせっかく来たからにはも日の出まで粘ってみよう。しばらくすると東方向がやや明るくなってきた。よく見てみるとほんの少しだけ雲の切れ目が見える。わくわくしながらその方向をじっと見ていた。すると太陽が!びっくりした。ほんの2分くらいだっただろうか?太陽が顔を出したのである。完全な太陽を見れたわけではないがまあまあ?満足であった。これも今回の_121_2宮古島訪問でぜひ見てみたいもののひとつだったので。_122_1_126_2 _129その後、ホテルの戻り朝飯を食べる。部屋へ戻り外を眺めるとまたまた雨が降ってきたのがわかる。もうこうなったら開き直り。今日は朝も早く眠かったのでチェックアウトまでしばらく寝ることにした。ウトウトし始めたころ、何だか外の明るさが妙に気になる。気のせいかと思ってまた寝ようとしたがやっぱり気になる。重い身体を起こし念のため外を見ると雲が薄くなってきていて雨が上がっているのがわかる。_131 そうとなれば即チェックアウト。急いで準備をしチェックアウトを済ませ車に乗り込む。(画像はホテルから見た風景)

急いで平良港に向かう。伊良部下地島の向かうためである。8時50分。平良港到着。カーフェリーの受付をしようと事務所に行くがだれもいない。もう9時発のフェリー受付が終わってしまったのか?しかし事務所に貼ってある時刻表を見ると次のフェリ-は10時30分になっていた。運行時刻が変更になっていたようだった。困った~っと思いながらまわりをキョロキョロしていると向こうの方でフェリーに車を積んでいるのが見えた。こうなったら直談判だ。とりあえずそこに行ってみた。車の窓を開けると積み込みをしている作業員の一人が我々に向かって「伊良部?」と話かけてきたので「そうで~す」と答えると「すぐに乗って」と言ってきた。ラッキー!

無事に乗船。実はこのフェリーは臨時便だった(はやて号)。普段は運行していないらしい。ちなみにこのフェリー、車積載の料金を含めて往復で2,750円だった(安い~)。乗船するころになると急に太陽が顔をのぞかせてくれてきたようだ。やっぱり宮古島にはこの日差しだよな。(画像は乗船~伊良部島佐良浜港までの様子)_133 _134 _138_1 _143_2 _144_1 _145_1

ここで伊良部島、下地島を簡単に紹介します。伊良部島は宮古島の西に位置します。伊良部島と下地島からなり人口約7,500人、面積39.2K㎡。伊良部島と下地島は6箇所の橋でつながっています。また日本で唯一の民間パイロット訓練場である下地島空港があります。

出港後、約25分で佐良浜港に到着。しかしまたまた曇ってきた。さあ、雨が降らないうちに周らないと!まずは島の真ん中を突っ切るように車を走らせる。両側にはさとうきび畑が広がっている。しばらくすると小さな橋があった。これを渡ると下地。海を渡ったわりにはあっけない。左手に海を見ながら下地島を時計回りで進む。_146 しばらくすると右手には下地島空港が見えてきた。ここはパイロット訓練用の空港で「タッチ&ゴー」が見れる飛行機マニアにはたまらないスポットである。

さらに車を進める。左側にはきれいな海岸が。シャッターを切る。_147_1

帯岩到着。感想はというと津波の力はすごいなあと言う事かな(笑)。あとは画像をご参照ください。_149 _150 _152_1

その後は下地島で最も有名な観光スポット通り池に。ここは隆起したサンゴの岩にポッカリと口を開けていて、そこに海水が貯まっている池である。と言っても実はこの池、海底22mのところで外海とつながっており干潮、満潮時にはここの水面も上下する。様々な観光ガイドには口をそろえたようにみんな「神秘的である」と書いてあるが、私はそうは思わない。水の色はかなり濃く、岩もゴツゴツしており不気味にさえ感じる。なんだか池から怪獣が出てきて一瞬のうちにさらわれ、水の中に連れ込まれそうで(笑)。しかしせっかくこんな遠方まできたので散策する。が下地島空港で行われて飛行訓練が気になって仕方がない(笑)。この時間はとにかく暑い。じっとしているのにもかからわず汗が止まらない。_153 _154 _155_1 _156 _157_1 _158 _160 _161

さあ、もう我慢できない。ここから飛行訓練の見学スポットに一直線で向かう。おっとその前に。きれいな海が視界に飛び込んできた。空も青空に。思わずシャッターを切ってしまった。_162_1 _163_2 現地に着くと人だかり。どこからこれだけの人々が集まってくるのか。皆さん全員島民とはとても思えない。20~30名くらいはいただろうか。それと数名の方は何やら無線機を持っている。後でわかったことであるがこの無線機で教官と訓練生との会話を聞いているらしい。マニアってやっぱり凄い。_164 _165 _166 _167_1 _168_1 この日の訓練はJALの777機とANAのA320機であった。自分の立っている位置は滑走路の手前100mくらいの所。着陸する飛行機が自分に向かって降りて来るような角度で入ってくる。迫力あり過ぎ~!。ジェット機特有の爆音も凄い。耳がおかしくなりそうである。いやあここは面白い。ちなみにJALの訓練生はかなり上手い!難しい角度で進入してきても最後には上手い具合に立て直し、進入してくる。対照的なのはANA。これはひどい(笑)。決して難しくないと思われる角度で進入してくるが機体は不安定でいつもフラフラしている。そのせいで当然ながら滑走路に上手く着陸することが出来ず、着陸寸前でまた高度を上げてやり直し。横にいる無線機を持ったマニアが「こいつ、また教官に怒られているよ」と言っていた。周波数を上手く合わせて訓練中の会話を聞いているようだ。正直、パイロットは運動神経のない人には向いていないと思う。いくら頭が良くても運動神経がゼロでは…。だって車の運転も上手い人はやっぱり運動神経が良く、理論ばかり言っていて上手くない人はやっぱり運動神経が良くない。少なくとも自分の知っている範囲ではあるが。ここは本当に楽しく一時間くらい居てしまった。それとつかの間の日差しによって日焼けしたようで腕がヒリヒリして痛くなった。「hikoukunren.3gp」をダウンロード

天気がいつ悪化するかわからないのであまりゆっくりもしていられず、空港のすぐ横にある佐和田の浜へ。ここからはまた伊良部島である。この景色にはやられた(爆)。正直、あまり期待していなかったのであるが凄い光景である。海岸に大小の岩がランダムにばら撒かれているようで何とも不思議な光景である。気に入りました(笑)。_169_1 _170 _171 今度は伊良部島の北を周って佐良浜港まで戻る。途中、宮古島本島がはっきりと見えなかなかの景色であったが急に雨が…。大降りにならないうちに伊良部島南端にある牧山展望台へ。着いた途端に大雨。急いで景色を眺めるがこの雨であまり視界がよくない(泣)。シャッターを一度だけ切って景色を眺めるのもほどほどに車へと戻る。_002_3 ここで空をよ~く眺めてみると風上の方には真っ黒な雨雲。おそらく当分止む気配なし。仕方がなく佐良浜港に戻り13時発のフェリーに乗り込む(スーパーライナーはやて)。このフェリーは高速船のため平良港まで約10分。_005_5

平良港についても雨足は一向に衰えず。こういった時は食事に限る。早速、古謝そば屋へ。ますます雨足が強くなり現地に着くが車から降りれない(泣)。しばらく待つ。しかし全く雨足が衰えることはない。仕方がなく思い切って外へ。びしょ濡れになって店の中へ。きれいな店だ。早速、宮古そばと昔ながらのカレーライスを注文。まずは宮古そばから口に運ぶ。ふつう~(笑)。情報誌などでは評判になっているが個人的には別に~。今回三ヶ所で宮古そばを食べたが一位は丸吉食堂、二位は大和食堂、かなり開いた三位は古謝そば屋。なぜここのが評判なのか全く理解できない。それからカレーライスはというと…。ピーマンなど普通ではカレーに入れないであろうものが入っていた。ん~。これも普通(笑)。何の感動もなくこの店をあとにする。雨は少し小降りになってきたようだ。_044_3 _079 _085

まだ帰りの飛行機まで時間もある。なので与那覇前浜に行き、しばらく散策。_115_1 ここは白砂が延々7kmも続くビーチである。人はまばら。さすが平日の月曜日だ。このころにはすでに雨は上がっていた。空をみると雲に切れ目が見えてきたので東平安名にまたまたまたまた向かう。どうしても晴れたこの岬を見たかった。

しかし到着してみるものの太陽は出ていない。ただ干潮ピークでいつもとはかなり違った風景であった。時間を決め4時まで待ったが太陽は顔を出さず。_174 次回のお楽しみに取っておこう。後ろ髪を引かれる思いでこの場を去る。食べ物については天候に全く左右されないため最後に思い残すことのないようユートピアファーへ行き、マンゴーアイスクリームを食べる。美味い~。そしてそして最後の最後は……。やっぱり丸吉食堂!少し早い夕飯であるが食べ納め。ここもやっぱり美味い~!。食べ終わってサービスのアイスキャンディをもらい車に乗り込む。するとこの食堂、本日閉店の札を出して店を閉めてしまった。ってことは自分が本日最後の客となったようだ。ついてるなあ。危ないなあ(笑)。

さあ今回の旅行ももう終わり。最後に漲水御嶽へ行き、挨拶。_176 そしてレンタカーを返却し宮古空港へ。空港でコーヒーを飲みながら、夕日に染まる空港を眺める。今頃になって晴れてきているし~、ああもう終わりかあ(泣)。

JTA22便、19時25分宮古空港出発。途中、梅雨前線の影響で若干の揺れがあったが大したことではなかった。予定より5分早い、22時00分羽田到着。

浜松町よりJRに乗るが人がやけに少ない。あっ、今日はワールドカップ初戦だ。すっかり忘れてた(笑)。

やっぱり宮古島は「癒しの島」です。理由は機会があれば書きたいと思いますが人を元気にさせてくれる何かがこの島には浮遊しているのではないかと思いました。きれいな景色、美味しい食べ物だけではなく…。今回の旅行で本当に実感させられました。

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