貝掛温泉
06年11月23日
法師温泉を出発したのが結局12時過ぎ。不完全燃焼であるため次にどの温泉に行こうか考えていた。「中之条から四万温泉に行こうかとも考えたがあまりにも有名な温泉なためきっと法師温泉同様の結果になるかもしれない。それとも近くの猿ヶ京温泉にで行こうか」等々、頭の中で迷いがあった。ちょうど国道17号線に出た瞬間、「貝掛温泉」の文字がいきなり頭に浮かび、早速向かうことにする。ここから現地までは約25km。思っていたより近い。三国トンネルをくぐり、新潟県に入る。川端康成じゃないですがトンネルを越えると曇りだった(笑)。苗場、田代を過ぎ、しばらく行ったところで標識を発見。国道17号から左に入り、道幅の狭い急坂を下り、清津川に掛けられている非常に幅の狭い橋を渡ったところが貝掛温泉。
フロントで二人分2,400円を払い中へ。大浴場に向かう間、ここは自分のとって非常に合っている場だと瞬間的に感じた。何だか無性にワクワクしてきた。
脱衣所で使われている籠の数を思わず数えてしまった(爆)。5つの籠しか使われておらずひとまず安心する。いざ浴場へ。ここには内湯が二つと露天風呂が二つある。まずは露天風呂に入る。まわりが山に囲まれ景色はよい。お湯は無色透明。温度は非常に温め。源泉掛け流しのお湯に加熱している温泉はいっぱいあるがここは加熱をしていないようだ。個人的には手を加えない温泉ほど好きである。お湯も非常にいい。気持ち良さと温さの影響もあってか、ここで30分も浸かっていた。時間が経つにつれてお湯の温度がどんどん下がってきたのでもうひとつの小さい露天風呂に入る。ここは加熱してあるのか少々熱め。しかし髪の毛や垢のようなものが浮かんでいたので(これだけが唯一残念)さっさと上がり内湯に向かう。
まずは入口に近い方の湯船に入る。温度はすこし熱めであるが非常に気持ちいい。2~3分で上がり、すぐ横にある湯船に入る。これはベリーグット!温度は温め。思わず寝てしまいそうになるくらい気持ちいい。しばらくすると身体に気泡が付いているのに気づく。掃ってもまたすぐに付く。炭酸水なのか?って思ってしまう。それとこの温泉は不思議な湯であることに気づいてしまった。湯船に浸かっている手足を見ると手足の回りが青白い光で縁取られたかのように見える。照明のせいかと思い場所や角度を変えてみるが、太陽光が入ってくるところはみな同じ現象が起きる。[目に効く温泉]と言われているがゆえに自分の目が今以上に良くなったからなのかどうかわからないが…?。もう時計を見ると2時5分前。日帰り入浴は2時までなので最後に飲泉をしてさっさと上がる。ちなみに飲泉した感想は…味の素をお湯に溶かしたような味がしました。飲めなくはないですがおいしくは…???。
この貝掛温泉、しつこいようですが非常気に入りました。自分にとってここの場があっているように思えます。新潟県と言えどもそれほど遠くはないので時間があればサクッと行きたいと思います。
貝掛温泉のHPはhttp://www.kaikake.com/
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