九州(黒川温泉~阿蘇)
今回は一泊二日。もう帰る日(泣)。飛行機の時間まで自然を堪能することにする。黒川温泉から国道212号線で標高936mの大観峰へ。
とにかくここから観る風景は圧巻!正面には阿蘇の山々。右下、左下を観ると緑色と黄土色が混ざったカルデラ台地をスト~ンと切ったような絶壁が雄大に広がっており、その下にはのどかな田園風景。後ろを振り返ると昨日観た九重山が観える。多少、霧がかかって阿蘇の山々ははっきり観る事ができないものの、それでも凄い。自分の中での日本三大圧巻景色?に入るのは間違いない。
久しぶりに言葉を失う景色に出逢った。気づくと30分くらいはボーっとしてしまっていたようだ。時間もないことなので車に戻り出発。
阿蘇駅付近を通り阿蘇パノラマラインを走る。しかし運転に集中できない。上を見ると阿蘇の山々が角度によって姿を変えて観えるし、下を見るとカルデラの絶壁がまたまた綺麗に見えるし。プリンのような米塚をとおり、しばらく行ったところが草千里。
駐車料金410円を払い車を置く。とりあえず草千里の草原を散策することにする。下はわりと軟らかい。馬の糞がところどころ落ちている。それもそのはず。ここ草千里では乗馬をやっておりひっきりなしに馬に乗る人々を見ることができる。のどかで散策するには最適。鳥帽子岳が目の前に迫る。ここはお弁当を持ってきた方がいいなぁ。この景色を見ながらの昼飯なんて贅沢だ。
草千里を後にし、火口へと向かう。ここは車で行けるが、火口入口から有料道路になっている。料金所でおっさんが「喘息だったり呼吸器に障害はありませんか?」と聞いてきた。ってことはこの火口付近、時によってかなりの濃度の有毒ガスが充満するのだろうなあって想像出来る。有料道路は非常に短く、2~3分車を走らせると火口に着いてしまった。車を置き見学。以前見た白根山のお釜同様、白濁の色をしていて若干緑がかっている。しかし岩がゴツゴツしておりこちらの方が迫力がある。回りを見渡すと火口付近特有の切り立った岩盤がそびえ立っている。少し不気味だ。おそらくここをたった一人で散策すると恐いんだろうなぁって思えた。 また下を見ると先ほど見た鳥帽子岳が荒々しく、また違った顔をしていた。
時計を見るとPM1時を過ぎていた。もう時間もあまりない。お名残惜しいがここを後にする。最後に向かった先は…。温泉大好き人間だったら一度は行ってみたい温泉。地獄温泉清風荘である。
| 固定リンク
「旅行(国内)」カテゴリの記事
- 奄美大島の旅(2014.12.23)
- 11年九州の旅(2011.06.15)
- 岩室温泉 小松屋(2010.07.23)
- 2010年愛媛・高知の旅(2010.07.20)
- 09年八重山、宮古の旅(2009.09.25)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント