二岐温泉 大丸あすなろ荘
07年1月13日
大丸あすなろ荘は柏屋旅館から数百m戻ったところにある。到着後、車を降り結構急な坂を下りる。すると両足がツルツルの雪に取られお尻から勢いよく転んでしまった。幸い雪の上に転んだため大したことはなかったが氷だったら…。
このあすなろ荘、なかなか風情のある建物である。フロントで受付をすると食事付コースがあり我々三人は牛肉の朴葉焼きコース(2,000円)を注文。入浴料が735円のためそれほど高くないと思う。時間はすでに12時を少し回っており、腹も減っていたこともあって先に腹ごしらえをする。フロントと同じ階にある湧水という食事処で食べる。値段を考えると仕方がないが肉は6切れあるものの思ったより小さく、肉自体もあまりおいしいものではなかった。まあ、値段が安いからこんなもんでしょう。
まずはここの名物であり今回一番楽しみにしていた岩風呂へ向かう。雪の積もった急な階段を下り右手に行ったところに木造で風情のある小屋がありここが岩風呂となっている。脱衣所から湯船を覗くとなんと雰囲気のある湯船だろう。この岩風呂はもともと岩の間から湯が湧き出ているところに建物を造ったもので自然のままの湯を堪能出来る。またここの源泉の温度は54度。大体の温泉は熱いため加水をするのが普通だが宿主のこだわりで一切加水はしていないらしい。まずは54度のお湯を桶にすくい恐る恐る足にかけてみる。意外と熱くない。今度は身体に掛け湯をするが思ったほどの温度ではない。そして湯船に浸かる。確かに熱いが肩まで浸かることが出来た。きっと外気が低いためなのだろう。うわさでは足湯が限界とのことであったが。お湯は柏屋旅館とほとんど同じ。無色透明。無味。石の香りが若干する。正直、理由は無いが好きなお湯である。温度は熱いが心地よい。下半身浴、全身浴を何度も繰り返すが上がりたいとは思わない。湯船の下は自然で造られた岩のためボコボコしており、所々に大きな穴があいている。その穴に足を入れてみると意外と深くお湯がみぞおちくらいまで浸かってしまうほど。本当に気持ちがよく、熱いのにもかかわらず一時間近く浸かってしまった。
次に露天風呂と内湯に行こうと思ったがこの岩風呂で長湯をしてしまったため湯船に入る体力は残っておらず写真を撮るだけで終わりにする。しかし露天風呂はきっと気持ちがいいだろうなあって思えた。この湯船から二岐川が手に取れるくらいのところを流れている。
この大丸あすなろ荘も非常にいい温泉である。特に岩風呂は自然のままのせいか自分には合っている気がする。ここもぜひまた訪れたい。この二岐温泉でもっとも有名で人気の高いのが、ここあすなろ荘であるが先ほど訪れた柏屋旅館と風呂の良さだけを比較するとほぼ互角のような気がする(あくまでも個人的感想)。
あすなろ荘を後にした一行は、白河ラーメンめぐりへと変貌する。彩華、とら食堂と二軒のはしごをする。どちらもそれなりには美味しいが普通の醤油ラーメンのせいかインパクトがない。激戦区の池袋や高田馬場あたりだときっと流行らないだろうなぁ(爆)。
宇都宮に着くと急遽、餃子を堪能することになった。入った店は駅前の餃天堂。焼餃子と水餃子両方を食べた。皮がモチモチ、あんはあっさり。なかなか美味しい餃子であったが、正直わざわざ宇都宮まで来て食べるほどのものではない気がした(爆)。ちなみに一番好きな餃子は神田神保町にあるスヰートポーズの焼餃子である。
| 固定リンク
« 二岐温泉 柏屋旅館 | トップページ | 山口温泉 »
「福島県の温泉」カテゴリの記事
- 新野地温泉 相模屋旅館(2016.12.05)
- 岳温泉元湯 くろがね小屋(2014.11.19)
- 高湯温泉 旅館玉子湯(2008.03.14)
- 微温湯温泉 旅館二階堂(2007.11.21)
- 二岐温泉 大丸あすなろ荘(2007.01.19)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント