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弁天温泉 弁天温泉旅館

07年7月28日

最近は週一で温泉に入らないとどうも調子が出ません(笑)。今週も自然湧出泉を求めて出かけました。

AM8時。自宅出発。東北道も順調。西那須野塩原ICを下り、那須岳中腹にある弁天温泉入口に到着。弁天温泉の入口はちようどカーブのところにあり非常に見落としやすい。

入口から下り、しばらく進むと赤い橋とその向こうに鄙びた建物が見える。そこが弁天温泉旅館。AM10時35分到着。川のせせらぎが響き、周りは緑々しい木々に囲まれ、建物も山荘のような造りであり秘湯感がある。034_6

受付で入浴料2,000円(二人分)を払い中へ。ひとり1,000円とは結構高いなあ。強気だなあ(笑)。万座温泉ホテルが確か1,000円だったような。でもあそこには納得するくらいのお湯と風呂の数がある。果たしてここはどうか。ちなみに受付の方に「混んでくるので1時間以内で」と言われた。

玄関を上がり左手奥に温泉がある。まずは脱衣所を出てすぐの内湯へ。階段を数段下ったところにある。結構大きい。30人くらいは入れそうだ。鉄臭+微量のモール臭のような匂いが感じられた。お湯の色は若干ではあるが白く濁っている。早速、掛け湯をするが熱い。腰まで浸かるがかなりの気合を入れないと肩まで浸かれない。露天もあることだし無理せずに諦める。033_4 032_3 001_8 002_3 004_6 005_6 006_7 008_7

そして露天風呂へ。ここの露天風呂は全て混浴。まずは一番有名な右奥にある露天風呂へ。ここも結構大きい。20人ぐらいは入れそう。湯船の真ん中には風情のある傘が立っている。早速、湯船に入る。温度はちょうどいい。お湯の色はやはり若干白濁。木々から差し込む木漏れ日が白濁した湯面に映って非常に綺麗である。一瞬ライティングしているのかと思ったくらいだ。オレンジ色に変色している源泉口に手を浸けて(源泉が熱くて手に溜めることなどできない)お湯を舐めてみる。う~ん。鉄味!この露天風呂。周りは木々に囲まれ、自然に湧き出る滝のようなものも視界に入り、まさに野湯感覚である。非常に気持ちのいい温泉。マイナスイオンもかなり出ている気がする。お湯の温度が温くはないため10分くらいで上がる。027_7 029_3 014_9 015_3 016_3 017_3 018_4

続いて正面にある露天風呂へ。ここは一番奥の露天風呂より温度は低いが泉質等は変わらず。自分には長湯できそうな温度。湯船の真ん中に石製の蛙が君臨?している。ここも野湯感覚。009_6 010_5 013_5

そして左に三つ並んで造られているプライベート風呂?へ。一番左奥には二つ瓶にお湯が溜められている。一瞬浸かるが非常に熱いためすぐに出る。022_6 021_6

続いて左奥から二番目の樽のような湯船へ。温度はちょうどいいが長湯は出来ない。なのですぐ上がる。020_5

そして奥から三つ目の金属製の湯船へ。湯船の縁が酸化して赤く変色している。ここは非常に温い。長湯にはもって来いだ。お湯に投入量は少ないが今日はまだだれも入っていない様子。お湯は新鮮っぽい。結局ここで30分以上。ゆったりまったりする。先ほど入った露天風呂二つより開放感はないが、非常に気持ちがいい。やっぱり自然の中で、しかも自然湧出のお湯でゆったりまったりすることほど地球のパワーをもらえることはない気がする。心身がさっぱりする感覚だ。019_3

時計を見るとAM11時40分。最後に一番奥にある有名な露天風呂にサクっと浸かって上がる。上がると汗が止まらなくなり、この夏の暑さでは非常につらい(笑)。

ちなみにここの温泉。お湯の投入量で温度を調整しているようだ。熱いお湯ほど新鮮のはず。

続いて同行者からのリクエストに答えるべく高雄温泉おおるり山荘へと向かう。やはりこの前のリベンジをしたいらしい(笑)。

※同行者からもらった女性用内湯の画像もアップいたします。081 083

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塩原元湯温泉 大出館(再訪)

07年7月21日

五日前に行ったばっかりですが、何とまたまた塩原元湯温泉大出館に行ってしまいました。今回は義両親、いつもの同行者も一緒です。先週、レポートしたばかりなので簡単に書きたいと思います。

義母といつもの同行者は女湯へと直行。義父と自分は墨の湯へ。今日はここに来る前から墨の湯のみの入浴と決めていました。この墨の湯でまったりしたい気分でした。脱衣所に着くとOL(オールドレディ)さんが二名、湯船に入っていました。混浴なのでよくある光景です。しかし我々が入ろうとすると恥ずかしいのか「すぐにあがります」と言って出て行ってしまいました。しかしそのOLさん?二名は、な、な、なんとタオルを前にたらしただけで裸のまま女湯へと移動しているではないですか。移動するためには扉を開けて廊下を歩かないといけません。廊下を歩くということは沢山の方々に見られてしまう可能性大です。墨の湯の湯船に入ってしまえば湯が黒いため裸を見られる心配がありません。しかし多数の方が歩く廊下を歩けばだれに出会うか、だれに見られるかわかりません。一体このOLさん?達の恥ずかしさの基準が全くわかりません(笑)。本当に理解できません。

長々と書いてしまいましたが何が言いたいかと言えば廊下を歩く場合は「必ず、服を着て移動してほしい!」。これって最低限のマナーですよね。我々だって「干乾びた裸体」なんて見たくありませんよ(爆)。

しかしOLさん達が出て行ってしまったため、しばらくの間は貸切状態でした。この墨の湯。五日前よりも温度は若干高かったですが、明らかに濃かったようです。湯に手を沈めて透明度?を確認しましたが約1cmほどでした。黒い粉のような湯の花の量がスゴイこと。湯船から身体を出すと砂だらけになったかの如く湯の花が付着します。とにかく濃厚。まったりトロトロ。非常に気持ちがいいです。硫黄の香りも漂っており至福のひとときを過ごしました。004_5 003_6

最後に横にある白濁の鹿の湯に浸かりました。やはり熱かったのですが、後から入ってこられた常連さんが水を入れて温度を下げてくれていました。このお湯も濃厚です。気持ちいいです。温度が低ければ何時間でも入っていられそうな湯です。

約40分間。一度もあがることなく墨の湯と鹿の湯に入っていました。あがった後は汗が止まりません。やっぱりここの湯は極上湯です!005_5 007_5

それから待つこと20分。義母と同行者があがってきました。女性用露天風呂風呂はやや熱めですが内湯である高尾の湯はちょうどいい温度だったとのことでした。非常にいい湯だったと満足そうでした。同行者の表現をそのまま書くと「もったりした湯」。何だか意味がわかりませんが(笑)。013_4 009_5 014_8

この後は大出館の上にある駐車場で昼ごはんを食べました。そして帰りがけに千本松牧場によってソフトクリームを食べ、買い物もして帰宅しました。

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塩原元湯温泉 大出館

07年7月16日

AM9時40分。大出館到着。さすがに人気のある温泉。下の駐車場には置けず上の駐車場に車を置く。日帰り入浴はAM10時からとの情報があり、少し早かったが取り合えず行ってみた。玄関でご主人らしき方に「日帰り入浴はもうやってますか?」と聞くと、以外や以外。「はい。どうぞどうぞ」との返事。入浴料600円を払い中へと入る。受付は3Fであるためエレベーターで1Fまで下がり右手奥がお風呂。ちなみにここの受付の方も愛想がよく親切でした。055_4 053_4 052_3 050_4

「五色の湯」と書いてある暖簾をくぐると正面に「墨の湯」。左手に「家族風呂」と「御所風呂」がある。まずはここの名物である墨の湯へ。

脱衣所へ入ると…。だれもいない!ラッキー!ここは何時も絶対にだれかが入っていると思っていたがだれもいない。早速、デジカメでバシャバシャ撮る。すると一分もしないうちにやっぱり他のお客さんが入ってきた。しかしこの方、非常に気さくな方で温泉談義をさせていただいた。奥山田温泉満山荘に宿泊しようかと思っていたが満室のためこちらにきたそうだ。ここには二つ湯船があり入って右手が墨の湯。左手が硫化水素系の白濁湯で鹿の湯と呼ばれているらしい。まずは墨の湯へ身体を沈める。う~ん。ここも気持ちいいよ~。温度は40度くらいだろうか。自分にはちょうどいい温度。お湯に入った感覚はまったりトロトロ。お湯をみてみると黒い粉?のようなものが浮いている。きっと湯の花なのだろう。飲泉をしてみるが硫黄+鉄味。しかし匂いがあまりきつくないため飲みやすい。源泉口からお湯を手ですくってみるとなんと墨汁のような真っ黒。他の温泉によくあるコーラ色とは全く違う。とにかく真っ黒なのである。しかし湯船に溜まっているお湯をみると若干白濁が混じって黒に近いグレーに変色している。きっと硫黄泉が空気に触れると透明から白濁に変色するのと同じなのだろう。しかし素晴らしいお湯である。約20分、ゆっくりと堪能させていただく。となりの鹿の湯にも入ろうと思って足を入れるが熱くて熱くて全く歯が立たなかった。なので諦めた。035_2 025_7 031_5 033_3 034_5 026_5 028_5 030_7

続いては御所の湯へと向かう。ここは内湯になっており手前が平家かくれの湯、奥が御所の湯となっている。色は白濁。早速湯船に浸かる。ここも気持ちがいい。しかし温度が高め。各1分ほど浸かり上がる。051_3 038_2 039_4 042_3

そしてここの奥の階段を下ったところに露天風呂の岩の湯がある。早速、浸かる。さっきの御所の湯よりは温度が低く入りやすい。ここも気持ちがいい。少し長く浸かろうと思っていると顔の回りに虻がブンブン。刺される前にさっさと上がる。047_6 045_5 046_4 048_2 049_2

やっぱり締めは墨の湯!脱衣所に入るとさっきとは違い先客さんが3人ほど。源泉口から一番遠い場所に入る。しかしまったりトロトロ湯に大満足。眠ってしまいそうである。さっき入っていた時には気づかなかったがお湯の匂いをよく嗅いでみると硫黄+鉄臭の他にアルコール臭がある。最初は隣に入ってらっしゃる方から臭うのかと思った(笑)。そうしてしばらくこの極上湯を堪能していた。といきなり地面が小刻みに揺れてきた。そのうちに大きな揺れに変わる。天井からは雫が雨漏りの如く落ちてくる。地震だ~。思わず立ち上がって窓の外を見る。しかし揺れも30秒程度でおさまり一安心。しかし何故だか気分的にゆっくり入っている心境なれず、この後すぐに上がる。ちなみに自分が上がる時に続々と他のお客さんが入ってきて計10名が墨の湯の湯船に入っていた。上がるタイミングがよかったなあ。

AM10時30分。大出館を後にする。とにかくさっき訪れた元泉館も大出館もとにかく素晴らしい。従業員の方々も非常に愛想がよく、親切丁寧である。「いい人=いい温泉」の方程式はまたまた当てはまった。近いうちにまた訪れたいし宿泊もしてみたい。

あっ、この後身体が硫黄臭くなって大満足でした(笑)。

大出館のHPは→http://www.naf.co.jp/ooidekan/

実はこの日、いつもの同行者の体調が良くなく、温泉には入れなかったため足湯だけでもと思い、塩原温泉郷の中心街にある「湯っ歩の里」へ行った(自分は入らず車で待機)。しか~し!入って早々同行者から電話が鳴る。「塩バリ~!」との一言。正確に訳すと塩素バリバリ(笑)。自分は「すぐに上がりなさい!」の指示。まあ、本当に塩素が入っているかどうかはわかりませんが…。

仕方がないのでここから先週行ったばっかりではあるが那須湯本温泉の鹿の足湯(鹿の湯ではありませんが鹿の湯の源泉を使用しています)へと向かう。現地に到着するが人の多いこと。車を置くことさえ出来ない。仕方がないので?ちゃっかり自分だけ鹿の湯に入ってきました。やっぱり自分だけいい思いをしようとするとロクなことはありません(笑)。激混みです!イモ洗い状態とはまさにこのことを言うのでしょうか。4人入るのがが精一杯の湯船が6つありますが、なんと浴場には40人以上の人!湯船に入るのも一苦労。15分で出てきてしまいました(爆)。この後は同行者とともにしっかりと鹿の足湯で足を温めて帰宅しました。

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塩原元湯温泉 元泉館

07年7月16日

土日は台風で何処へも行けませんでした。しかし月曜日。もう我慢の限界です。またまた硫黄泉をもとめて温泉へ行ってきました。

AM6時30分。自宅出発。東北道を北上。大谷PAでお決まりの握りたておにぎりを買い込み西那須野塩原ICを下りる。ここからは国道400号線を走る。塩原温泉中心街を過ぎ数分進むと元湯温泉入口の看板あり。そこを左折。ここから道が急に狭くなる。が大したことはない。ギリギリすれ違いが出来る程度。この道を10分ほど進むとT字路にぶつかる。左へ行くと「元泉館」と「ゑびすや」。右へ行くと「大出館」。まだ時間が早いため日帰り入浴の受付がAM8時からとの情報があった元泉館へ行く。AM8時40分着。この元泉館。建物は近代的でかなり大きい。風情はあまり感じられない。フロントで入浴料800円を払い、別棟にある温泉へと向かう(宿泊棟には宿泊者専用の別源泉風呂もあるらしいが我々は当然入れない(泣))。ちなみにここのフロントの方々。非常に愛想がいい。022_5 023_3 021_5 019_2 020_4

手前が男性用脱衣所。いざ中へ。扉を開けると15名くらいは入れそうな木造の湯船(内湯)がひとつ。奥には回りを石で固めた露天がひとつ。まずは内湯へ入る。う~ん。気持ちいい~。少しトロトロした感覚を覚えた。なかなか濃厚なお湯。硫黄の香りも結構感じる。温度は41度くらいだろうか。熱くもなく温くもない程度。湯の色は白緑。お湯を舐めてみると硫黄の香りが一瞬、鼻から抜けるがそれほど強くはない。若干の酸性湯のため酸っぱさは感じない。いやあ~。久しぶりのヒット!何時間でも入っていられそうなお湯である。非常に気に入った!001_7 005_4 002_2 006_6 007_4

次に露天風呂へ。ここは川沿いに造られており景色がよい。湯の色が白濁。内湯と同じ源泉のはずであるが太陽光が当たると色が違って見えるようだ。こちらは内湯よりさらに温め。ここも長く浸かっていられそうな温度である。湯船の中には段が造ってあり、寝湯が出来るようになっている。ここでしばらく寝ようかとも考えたが大出館にも行く予定のため長湯は禁物。内湯で入り納めをして上がる。011_5 012_5 013_3 014_7 016_2

AM9時30分。ここのすぐ上にある大出館へ向けて出発。

この元泉館。今度は宿泊でゆっくり来たい。そんなふうに思わせてくれた温泉であった。それからここを去る時、仲居さんが「ただの日帰り入浴客」の我々に深々と礼をしてくれた。教育されていると言えばそれまでかもしれないが、私にとっては非常に気持ちのいいものであった。

元泉館のHPは→http://www.gensenkan.com/

それから今日は非常に悲しい日になりました。AM10時13分。新潟でまた地震がありました。三年前に起こったばかりです。ニュースによると亡くなった方々もいらっしゃるとの事。実は新潟(中越)は私の叔母を含め、父方の親戚が多くいます。前回の地震の際、余震が続いて家の中へ入ることが出来ず、車の中で三日間、過ごしたと聞いています。被害者の方がひとりでも少ないことを願っています。

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高雄温泉 おおるり山荘

07年7月7日

雲海閣を後にし、温泉神社を左折。急な登りへと入って行く。すると行き止まりに場違いのような大きな建物が現れる。ここが高雄温泉おおるり山荘。会社の釣り好きの方から聞いた限りでは以前、ここは野湯だったらしいのであるがおおるりグループが買収したらしいとの情報だった。今は団体さんがよく利用しそうな山荘(っていうよりもホテル)といった雰囲気。033_2

駐車場もかなり大きい。100台は止められそう。受付で二人分1,000円を払い、おおるり山荘の手ぬぐいをいただいて右手奥に進む。すると一番奥に露天風呂がある。男女各々露天2、内湯1ずつあるがまずは有名な大きな露天風呂へと向かう。木造の建物であるが比較的新しい。

脱衣所は簡素なもの。木造の棚があるのみ。しかし露天風呂。このくらいがちょうどいい。湯船の大きさは結構大きく20名くらいは楽に入れそうである。早速、湯船へと入る。温度は温めで自分にはちょうどいい。細かい湯の花が湯の中を舞っている。湯の色は若干の白濁。それほど強くはないが硫黄泉らしく硫黄の香りがする。景色は那須の下界が観えるはずであったが曇っていて観えない。お湯を舐めてみるが酸っぱさは感じなかった。しかし硫黄泉の温めの湯。自分にはもっとも合うお湯である。正直、何時間でも入っていられそう。なかなか気持ちがいい。お湯は山形県姥湯のお湯に似ている気がした。しかし同行者と20分後に一旦待ち合わせを約束していたため上がる。012_4 014_6 006_5 027_6 028_4 010_4 013_2

すると同行者が浮かない顔。なんと写真を撮ろうと携帯電話を湯船に持っていったら手を滑らせて落としてしまったらしい。かなりショックのようだ。もう少し長く入っていたがったが同行者はそれどころじゃないようだ。一応、内湯ともうひとつの露天風呂を見学だけしておおるり山荘を後にした。018_3 022_4 032_2

この後、温泉神社への参拝もせず、自分がお腹が空いたため南ヶ丘牧場にだけ寄ってソフトクリーム、ペロシキなどを食べた。しかし同行者は何にも食べず。相当ショックだったのだろう。

帰りも矢板ICから東北道に乗り加須ICでタッチ&ゴー。PM6時帰宅。

結局、同行者の携帯電話のアクシデントでゆっくりすることも出来ずに帰ってきてしまった(残念)。しかししかし、本日現在、壊れたと思っていた携帯電話は奇跡的に復活している。修理に出したわけでもないのに(笑)。なので同行者の機嫌は治っている(笑)。

今週末は三連休。また何処かに行こうかな~。

この度、ホームページを作成しました。まだ未完成ですが少しずつ仕上げていきたいと思います。ぜひご覧下さい。ホームページ「温泉を通じて」

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那須湯本温泉 雲海閣

07年7月7日

「スリーセブン」、記念すべき日です!最近は口の中を切開したり、食中毒になったりで散々な週末を過ごしていました。久しぶりに温泉です。

AM7時自宅出発(フォーセブンです!)。岩槻ICより東北道に入る。車の量はまあまあ。加須ICでタッチ&ゴー。途中、大谷PAで握りたておにぎりを買い、朝飯とする。AM9時矢板ICを降りる。ちなみに岩槻~矢板ICまでの高速料金は2,050円。ここからは一般道。県道をひた走る。那須の山々は厚い雲にさえぎられ全く観えない。那須の中心街を通り、AM10時に那須湯本温泉雲海閣到着。那須湯本温泉と言えば「鹿の湯」が有名であるが週末にもなるとメチャ混みとのウワサ。やっぱり温泉はゆったりと浸かりたい。なので雲海閣に決めた。ここは鹿の湯と同じ源泉を使用しているため同じ湯を味わえる。005_3 004_4

この雲海閣。かなり古びている。木造の建物は今でも壊れそう(笑)。しかし風情もある。受付で二人分800円を払い中へ。ここは初めてと告げるとここの女将さんらしき方が案内して下さった。長い階段を下ると硫黄泉。フロントから少し進んだところを右手に下りたところが明礬泉とのこと。同じ旅館に違う泉質があるとはなかなかである。

まずは鹿の湯の源泉を引く硫黄泉の温泉へと向かう。白壁の洞窟のような通路を通り、そして50段以上はありそうな木造の急な階段を下ったところに温泉がある。ここで同行者とはお別れ。051_2 050_3 047_5

男性用はだれも入っていない。ラッキー!扉を開けると少しばかり硫黄の香りがしてくる。木製の湯船は二つに仕切られている。各々3~4人は入れそうな大きさ。まずお湯の温度をチェック。向かって左側はかなり熱い。右手の方は42~43度くらいかなぁ。なので右手の湯船に身体を沈める。お湯の色は白濁。匂いは硫黄の匂いはするが思ったほど強くはない。源泉口から出てくるお湯を舐めてみるがこれも思ったほど酸っぱくない。湯の花もそれほど多くない。総合的な感想はなかなかスッキリとした硫黄泉である。身体にまとわり付くほどの濃厚さはなく匂いもきつくはなく。その反面、すっきりとした入り心地。ひとり独占状態の湯船は気持ちのいいもの。ゆっくりと堪能させていただく。肩まで浸かっては半身浴、身体が冷えてきたら肩まで浸かるを繰り返す。徐々に身体が温まってきて逆上せそうになったため上がることにした。001_6 036_1 037_3 038_1 045_4

服を着て脱衣所の外に出ると同行者が既に上がっていた。女性風呂にはおばさんが二名入っており、その方がうるさくて、温い方の湯船を独占(同行者が入ろうとしてもどかない)しており、ゆっくり浸かっていられなくて出てきたとのことだった(怒)。結構、おばさんってマナーがなってない方が多いですよね。電車、バスの中で平気で大声で話すのもおばさんが圧倒的に多い気がします!割り込みだって当たり前!ほんの少しだけでいいので回りに気遣える心を持ってもらえるといいんですがね。

そして長い長い階段を登り明礬泉の湯船へ。ここは男女ともにだれも入っておらず独占状態。お湯は無色透明。温度はやや熱め。お湯を舐めてみると少しだけカンロ飴の味がした。肩まで浸かろうとも思ったが、さっき硫黄泉でしっかりと温まったためやめることにした。同行者はさっきの腹いせ?にしっかりと肩まで浸かったらしい。お湯に入った感想は「重い感じがした」とのことだった。052_2 053_3 054_3

このころには服が汗でジメジメしていた。なかなか汗がひかない。この季節。汗がひかないのは結構きつい。凍らしておいた穴谷の霊水をグビグビ飲む。

AM11時雲海閣を出発。かなりいいお湯だとは思うが、ここの温泉に入ると万座温泉豊国館のお湯がいかに濃厚かが再認識させられる。やっぱり万座の湯はスゴイんだなぁ。

同行者は不完全燃焼っぽいのでここから少し上がった高雄温泉おおるり山荘へと向かった。

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