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沖縄離島めぐり(宮古島→沖縄本島)

07年9月9日

AM5時過ぎに起き、空模様をチェックするが星が全く見えない。こりゃだめだ。日の出はお預け。なのでまた寝る。

AM7時30分起床。昨日と同じサンタフェで朝食。昨日、ソフトクリームやらベーグルやら食べ過ぎたようで全く腹が空かない。コーヒーと紅芋パン二つで済ませる。

AM8時30分ホテルをチェックアウト。同行者が毎回宿泊している「ホテルブリーズベイマリーナの周辺に行かないと宮古島に来た気分がしない」と言い出した。その言葉には何だか非常に重みを感じた。実は昨年、ここの来た時は我が家始まって以来のピンチ(アクシデント)だった。そのピンチから脱出出来たきっかけのひとつが、ここ宮古島であり、感謝してもしきれない場所でもある。その思い出のホテルに行きたい。納得である。

実際、現地に着くがドイツ村、ホテルとも去年と全く変わりない。何だか安心感のような感覚があった。

さあ、今回の宮古島。締めくくりは…。同行者の意見を取り入れました。来間大橋です!締めくくりなのでかみ締めるようにゆっくりと40kmの速度で渡る。左右は海。やっぱりこの景色は素晴らしい。ここに来るといつも思うのであるが空がメチャメチャ大きく見える。結局、ニ往復してしまった。184

この来間大橋を渡った時に動画を撮影しました(同行者撮影)。かなり重いですが。「111.3gp」をダウンロード

これで宮古島も終わり。レンタカーを返却し、AM11時過ぎ、宮古空港到着。AM11時50分。定刻どおりJTA558便は離陸。しかしこの日は天候が悪くかなり揺れるとのアナウンス。いやだな~。確かに揺れたが国際線の揺れを経験しているため大した揺れには感じなかった。那覇空港に近づくが何度も旋回しているのに気づく。おかしいなあと思っていると着陸が混んでおり順番待ちであるとの機内アナウンス。結局、着陸したのはPM0時50分。

ここからはレンタカーで最後の観光。オリックスレンタカーのお迎えで最近出来た豊見城のアウトレットモール内にある営業所へ向かった。結構遠いよ。那覇空港前営業所までだと思っていたから。マイクロバスの車内で手続きを済ませていたことは手際がよくていいけど…。

車を借りて時計を見ると既にPM2時近い。さすがに参った。雨も大降りになってくるし。じっとしていても仕方がないので当初の予定通り、読谷村にある座喜味城跡へ向かった。

続く…。

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沖縄離島めぐり(宮古島)

07年9月8日

平良港に戻ると雨は本降り。こうなったら食べるしかない。まずは定番となった丸吉食堂へと向かう。現地に着くと何と車の多いこと。置く場所に苦労するほど。しかも我々同様レンタカーばかり。余程、人気になったのだろう。店内に入るとちょうど席が空いたところだった。一番手前の座敷に座る。これまた定番の宮古そばを注文。値段も変わっておらず安心(大450円、小350円)。待つこと約5分。待ってました。出てきました。174

早速スープから堪能する。う~ん?。えっ?味が変わってる。な、なんとニンニクの風味が全くしない。同行者に聞いてみるとやはり同様。非常に非常にショックだった。回りの皆さんは美味しそうに食べていたが自分は終始、首をかしげながら食べていた。これだったら二度と行かないよ。丸吉食堂特有のあの絶妙なニンニク味が何処へいったやら?。これ以上、味のコメントはしたくありません。最悪です。裏切られた気持ちでいっぱいです。

さあ、お口直しに何処へ行こうか。やはりユートピアファームのマンゴーアイスクリームです!現地に到着するとここも混んでいた。中へ入ると何とか座れる。早速、マンゴーアイスクリームを注文。何と一年の間に大と小の二種類になっていた。大を食べるとこの後の食べ歩きに支障をきたす?ので小を注文。出てくると以前食べたものと同じ大きさだった。早速、口に運ぶ。やっぱり美味い!ここは裏切らなかった。以前よりマンゴーに甘さが増しているようにも感じた。このマンゴーとクリームの絶妙なハーモニー?が素晴らしい。そして言い忘れてはいけないのがコーンの美味さ。自家製のコーンは香ばしくてサクサクしていて本当に美味い!大満足であった。119

さあ、その後はまだまだ食べ物めぐり。巷で評判のベーグル屋さん「スプーフル」へと向かう(同行者がどうしても買いたいといって止まなかった)。民家を改造したようなお店なのでわかりづらい。そして店内に入る。メニューは写真のみ。商品は店の奥に置いてあるようで注文してから持ってくるこだわりよう。ここの奥さんも非常に感じのいい方で一生懸命さが伝わってくる。ここでプレーンとクルミを各2つずつ買う。そして何と同行者は宅配で24個ものベーグルを注文していたのだった。試食もしていないのに(笑)。しかし、この後、車の中でこのベーグルを食べてみるとメチャメチャモチモチしている。こんなベーグルは初めてだ。非常に美味い。宅配を頼んでおいてよかったなあ。ちなみに今、我が家の冷凍庫にはこのベーグルでいっぱいです。118

まだ雨が降っている(泣)。続いての買い物はご飯茶碗である。これまた宮古島では有名な「金城陶芸」に行く。ここへの道のりはヘビーだった。畑の真ん中を突っ切り、小さな集落の中にある。何度か迷いそうになった。ここのご主人は人間国宝の金城次郎氏の子孫であるだけでなくこの方自身も沖縄県の伝統工芸士として認定されている。奥には工房があり見学可能であるが品定めに夢中でよく見てこなかった(爆)。ここの奥さん。いい人です。理由は書きませんが(笑)。ここで、ひとつ1,800円のご飯茶碗を二つ買う。現在自宅にて愛用中。117

まだまだ時間はあるが雨が止まない。とりあえず北上し、池間大橋を渡り池間島へ。沖合いには大神島が見えるが少しガスっている。海の色も少しくすんでいる。せっかく一年ぶりにきたのに~(残念)。

続いては雪塩の工場へ行く。二年ぶりである。ここでお土産をたらふく買う。何と1万円以上も買ってしまったので無料配送が利用出来るとのこと。せっかくなのでさせてもらった。帰りがけに以前販売していなかった雪塩ソフトクリーム(350円)を食べる。期待は全くしていなかったが非常に美味い!濃厚なクリームに雪塩を混ぜており、甘さを増強しているようだ。ご丁寧にふりかけ用の雪塩まで置いてあり、ソフトクリームに一振りすると美味さが増すと書いてあった。一応、試した。確かに甘さが増すのはわかったが(スイカと同じ)、個人的には何もかけずに食べた方が美味い。176

そしてこの日の最後は西平安名崎で締める。そういえば以前壊れていた風力発電用の風車が直されていた。沖電も金もってるなぁ(笑)。しかしこの天気では夕陽は間違いなく見えない。日が沈む前にホテルへ戻る。101

この日の夕飯はホテルから徒歩5分。平良の歓楽街にあるおでん屋「たから」で済ませる。島おでん(1,050円)+豆腐サラダとオリオンビール(生)を注文。このおでん、てびちがじっくりと煮込まれており評判の店であるが、個人的にはこのてびち自体、あまり好きではない(爆)。しかしおでんの味自体は美味しい。一応、完食はするが追加注文はせず。103 102 あっ、それから豆腐サラダがなかなか美味かった。豆腐の他にツナが入っており、これに沢山のかつおぶしとのりがかかっている。

この日は天気にやられた~。明日の天気が少しでも良いことを願って早々と寝た。

続く…。

それからここ宮古島で変な飲み物が売っていたので買った。その名も「ミキ」。非常に非常に激マズだった。お米のとぎ汁に砂糖を混ぜたような味がした。129

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沖縄離島めぐり(伊良部島、下地島、宮古島)

07年9月8日

昨日の天気予報ではあまり天気はよくないようだ。AM5時15分起床。昨年、全く見ることの出来なかった東平安名崎からの日の出を見るため早起きしたのだった。空を見るとところどころに星は見えるが微妙。AM6時。東平安名崎のいつもの展望台?に到着。結構風が強い。東方向を見るとオレンジ色に染まる雲が見える。う~ん。やっぱり微妙だ。水平線には雲が掛かっており運よく見えても一瞬だろう。094 093

AM6時40分。予定だと日の出の時間だ。しかし見えない。やっぱりだめかぁ。結局ここで7時まで粘るが日の出らしき太陽を少しだけ見ることが出来たものの、完全な太陽を見ることは出来なかった。127

少々がっかりしながらホテルへ戻るが途中、漲水御嶽に寄って挨拶。以前より清掃が行き届いているようできっと地元の方々が毎日手入れをしているのであろう。

ホテルへ到着するとすぐに一階のサンタフェで朝食を食べる。ここもビュッフェ形式。味は期待していなかった分、まあまあだった。特にチャンプルが美味かった。部屋に戻り、窓の外を見てみると空には晴れ間が覗いていた。ヤッホ~!126 125

さあ、今日は伊良部島、下地島に行く予定だ。AM8時30分平良港発。フェリーはやて号。やっぱり大きな船は揺れが少ない。しかも内海を進むため遊覧船に乗っている感覚だ。そして約20分で伊良部島佐良浜港到着。前回同様、島の真ん中を突っ切る県道を通り、下地島に突き当たったところを左折、渡口の浜に到着。ちょうど伊良部島と下地島の結ぶ一番南にある橋のすぐそばにある。092 伊良部島に着くフェリーから撮影した動画ですが画質は悪いです→「video006.3gp」をダウンロード

ここでしばらく散策。さすがに海と砂浜はきれい。サンゴは隆起したであろう岩が独特の雰囲気を出している。おまけに海をよく見るとマリンブルーの小さな魚が沢山泳いでいる。シュノーケリングを楽しむ男女4人以外に観光客はいない。しばらく空気を思いっきり吸ってこの場を満喫していると上からポツポツと雨が。大降りにはならないが空にはどんよりとした雲が覆っている。時計を見るとAM10時。そろそろ今日のメインイベント、下地島空港で行なわれている民間機飛行訓練の見学に向かう。096 097

現地に着くが我々の他に1名しかいない。ひょっとして今日は飛行訓練が中止なのなかぁ。しかしそんな心配も一瞬で払拭された。空港の滑走路を見るとJAL737型機がエンジン音を轟かせてゆっくりと動いている。よかった~。これから離陸のはずだ。機体は自分達の方に向き始めた。ってことは今回のフライトは滑走路から北方向へ離陸するはず。エンジン音が段々大きくなってくる。爆音とともの機体はこちらに近づいてくる。すると思ったより手前で離陸。やはり離陸は角度があるせいかあっという間に上空へ飛び立ってしまった。爆音を残したまま機体はどんどん小さくなって行く。ちょっと迫力に欠ける。やっぱり北方向から南方向に向かっての着陸がいいなぁ。

この状態で4回くらいタッチ&ゴーを行なうと早々と終わってしまった。しかししばらく様子をうかがっていると機体が我々と逆方向に向き始めた。するとエンジン音が大きくなり南方向に離陸。時計回りに回って今度は我々のいる北方向から着陸。やっぱり迫力がある。あの爆音がとにかくスゴイ。すばらく何周か見ているとパイロットらしき方1名とスチュワーデスさんらしき方が2名がJALロゴ入りの軽自動車に乗って見学に来ており、何やらそのパイトットさん。スチュワーデスさんに説明していた。それを我々は盗み聞きしてしまった。この日の訓練生は初フライトとのこと。正直、初フライトにしては上手い。着陸のタイミングが安定しており初めてとは思えない。昨年見た、ANAの訓練生とは雲泥の差。きっとセンスがあるのだろう。結局、ここで約2時間。午前中の訓練が終わるまで見学していた。169 ちなみにこの着陸に様子を動画でUPします(画質は悪いです)→「video015.3gp」をダウンロード

その後は魚垣(ながき)を見学。ここは浅瀬の海に石で囲いを造り、満潮の時にはこの石垣に魚が入り、干潮になるとそこに閉じ込められた魚達をホイホイと捕まえるという漁の手法である。ちょうどこの時間は干潮のタイミングでよく見える。099 100

まだまだフェリーの時間があるため島を一周する。時計回りに進み、白鳥崎~佐良浜港~牧山展望台と非常にゆっくりとしたスピードで進む。このころになると雲行きがかなり怪しくなっていつ大雨が降ってもおかしくない。前回大雨でほとんど見れなかった牧山展望台から見た宮古島が印象的だった。ここからは宮古島~伊良部島を結ぶ、2012年開通予定の建設中の橋が見えた。

PM1時30分。佐良浜港発のフェリーはやて号で宮古島平良港に戻った。このころには小雨から本降りへと…。

続く…

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沖縄離島めぐり(宮古島温泉)

07年9月7日

この宮古島温泉はリハビリ病院と隣接されている。真っ暗な県道をひた走る。PM8時20分。宮古島温泉到着。造りは首都圏にもよくあるスーパー銭湯とほとんど変わらない。入口に足湯があったが時間が遅く、お湯が抜かれていた。早速、自販機で入浴券を買い(一人1,000円)、中へ入る。脱衣所もきれいで清潔感がある。086

扉を開けると左手にはカランが沢山。右にはサウナ。奥へ進むと左側に大きな内湯。突き当たりの奥には露天風呂。

まずは奥の露天風呂に入る。左右に横長い浴槽である。一度に10名くらいは入れそうな大きさ。回りを石で囲っていて一方の源泉口からお湯が流れている。早速浸かる。久しぶりに入る温泉であるがゆえ気持ちがいい。お湯の色は黄土色に近い。温度はちょうどよく40℃くらい。お湯を舐めてみると非常にしょっぱい。しかし久しぶりの温泉なのと強行軍の旅の疲れが溜まっているせいか、まったりさせてもらった。087 088

続いては内風呂へ。ここも露天風呂同様のお湯。違うのはジャグジーが付いているくらい。大きさは20名くらいは入れそう。ここも気持ちがよくジャグジーで身体をほぐさせてもらった。089 090

結局、約1時間。露天風呂→内風呂→休憩→露天風呂を繰り返した。温泉から上がると身体が少しベトベトしていることに気づいた。やはり塩分が多いのだろう。

この後はホテルへ戻り、さっきマックスバリューで買った夕飯を食べた。この日は温泉に入ったせいか非常に眠くなりベットに入ってから数秒で寝てしまった。

なお宮古島温泉HPはhttp://www.miyakojima-onsen.jp/index.html

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沖縄離島めぐり(石垣島→宮古島)

07年9月7日

石垣港に着いた瞬間、何だかわからないが充実感と寂しさを感じた。これほど自然に刺激されたのも久しぶりであった。

まだ宮古行の飛行機まで時間があるため、遅い昼飯を食べる。ターミナルの前にある食堂(名前は失念)で「八重山そば+ゴーヤチャンプル+ごはん」の定食を注文(900円)。ここも安くて美味かった。量も多くて満足。

そしてこの通りの並びにある、Tシャツで有名な「海人」本店に入る。ここで何着かのTシャツとタオルを買う。ウルトラマンのパクリのようなヤエヤマンなるキャラクターTシャツが売っており、買おうかとも思ったが到底はずかしくて着れないので止めた。132

時間を見ると既にPM3時半近くになっていた。そろそろ出発の時間。喉も渇いたので離島ターミナルでマリアシェイクなる飲み物(単なる牛乳シェイクであった)を買い、急いで飲み干し、タクシーで石垣空港へと向かう。160

石垣空港に着き、JTAカウンターでチェックインをすると我々が乗ろうとしている便がまだ石垣空港に到着しておらず、出発が遅れると言われた。PM4時25分発が結局PM5時15分発となってしまった。あっ、そういえばここ石垣島にはあやしい飲み物が売っていた。ゲンキクールというやつだ。マミーを薄くしたような味だ。161

50分遅れでJTA88便は宮古島へ向け離陸した。石垣~宮古間はあまりに距離が近いので低空で飛んでいるようだ。途中、下界には丸くて平べったい多良間島がくっきりと見えた。PM5時45分。宮古空港到着。やはり何なんだろう?。前回同様、この島は空気が違うように感じる。着いた瞬間からマイナスイオンに包まれている感覚になる。084

ロビーへ出るとオリックスレンタカーの方が迎えに来ていた。早速、営業所へ案内されて車をゲット。もう日没の時間が近い。とにかく急ぐことにする。夕陽を見る場所は何処がいいか?そんなことも考えている時間もなく、車を来間島へ走らせていた。来間大橋を渡ると来間島。ここの西海岸にある長間浜への向かう。PM6時40分到着。ここはもちろん白浜の海岸で宮古島本島よりも人は少なく非常に静かな場所である。ただ波の音だけが聞こえる。この海岸から水平線を見ると雲がかかっている。残念だが海に沈む夕陽は見れない。が今見ている夕陽がものすごく綺麗。海面に照らされている夕陽が一直線に海岸まで伸びてきており、美しい。ここで何にも考えずにたたずんでいたい気分だ。結局、夕陽が雲に隠れるまでこの海岸でぼ~っとしていた。085

PM7時。この長間浜を後にする。ここからは昨年もお世話になったマックスバリューへ向かった。やはり地元の食材が豊富。スパム缶があまりに安いので6個も買ってしまった(1個/198円)。その他に本日の晩飯にとポークタマゴおにぎり、あぶらみそおにぎり、タコライス等を買い込む。

PM8時。宿泊先であるホテルアトールエメラルド宮古島に到着。早速、9階の部屋へ案内される。カーテンを開けるとオーシャンビュー。夜の平良港と遠くに伊良部島の集落の明かりも見える。ここで今すぐに飯を食べるか、お風呂に入るか迷う。迷ったあげくお風呂に決定。お風呂といっても久しぶりに温泉に入りたい気分である。ちなみにここ宮古島には昨年オープンしたばかりの宮古島温泉なるものがある。掘削動力であるが源泉100%掛け流し。早速、そこへ向かったのであった。

続く…

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沖縄離島めぐり(西表島)

07年9月7日

朝はAM7時起床。空を見ると晴れているような雲っているような微妙な天気。早速一階のカフェ、ハーバーサイドにて朝食。バイキング形式のいたって普通な食事。AM7時30分、チェックアウト。徒歩2分の石垣港離島ターミナルへ。そしてAM8時30分発の八重山観光の西表上原行の高速船に乗る。乗客はかなり多い。ほぼ満席状態。我々はまたまた後方の甲板の席に座る。

出航後、左手に竹富島を見ながら東シナ海を西へ進む。竹富島を過ぎたあたりから波が急に高くなってくる。小浜島あたりに差し掛かったあたりは凄かった。縦の揺れはもちろんのこと、横揺れまで追加?されてきた。昨日の波照間島への航路よりはるかに凄い揺れ。高速船自体がジャンプしているようだった。とてもじゃないが写真を撮る余裕など無い。トイレの前には何人かの方が蒼白な顔をしながら座り込み、みなさん順番待ちをしているようだ。確かに乗り物に弱い方にはこの揺れは地獄だろう。そうこうしているうちに西表島の真横を進んでおり、やがて海の色がエメラルドブルーに変わってきた。ここからは浅瀬であり、波もおとなしくなる。AM9時20分。西表島上原港到着。

小さな桟橋を行くと現地ツアー会社であるモンスーンのプラカードを持ったお兄さんが立っていた。実は旅行出発前に「カヤック+トレッキングで行くピナイサーラの滝」ツアーに申し込んでいたのであった。

早速、ワゴン車に乗せられ森の中へと向かう。ちなみに貸しトレッキングシューズ代、水筒(お茶)、パイナップル(笑)を含め1人/5,500円。正直、良心的な価格であると思う。この日、このツアー参加者は我々二人と女性2名の計4名。ガイドさんはモンスーンの元ノンプロ野球選手のTさん。野茂英雄がかつて所属していた「○○○堺」にキャッチャーとしていらしたそうだ。関西弁を巧みに操る若いお兄さん。この方は非常に純粋でかつ親切な方でした。

早速、森の中の駐車場でパドルとライフジャケットを渡され、森の奥へと進む。しばらく進んだところの空き地?でカヤックの漕ぐ練習。意外と簡単そうだった(Tさんの教え方が上手いのかもしれないが)。さらに奥に進むと川が見えてきた。ここはヒナイ川。ここからカヤックでマングローブの生い茂るこの川を進む。カヤックには一人用と二人用があり、自分は一人用。一人で漕ぐのに不安いっぱいであった同行者は何とTさんと二人用に乗った。そのせいで同行者はほとんど漕いでおらず、ほとんどTさん任せ(笑)。062 064 065 066

Tさんの先導により出発。川の流れはほとんどなくパドルで漕いだ分だけ進む。最初は左右の力の加減が均等でないせいか右へ行ったり左へ行ったりだったが、しばらく漕いでいるとコツが掴めてきて難なく進むことができた。水深が浅いため座礁しないように水の中を見ながら進む。コツが掴めると動き、心に余裕が出てきた。こうなると気分は最高!しーんと静まりかえった森の中で聞く、パドルで水を切る音と風の音が妙に心地よい。途中、右へ折れて100mくらい進んだところの前方にヒナイサーラの滝が顔を出す。断崖絶壁から落ちる滝はみごとである。069 070 071 072

そこから200mくらい進んだところでカヌーを降りる。簡易的な船着場のようなところにひもでカヌーを繋ぎ、ここからはトレッキングとなる。最初から急な上り勾配が続く。思ったより息切れしてくる。するとサキシマスオウの木が道を遮る。しかしこの木は凄い根っこだ。気持ち悪いようにニョロニョロと根を伸ばしている。触ると板のように硬い(木なんだから当たり前か?)。厳しい自然の中、根をしっかり張らないと倒れてしまうそうだ。その後もどんどん上へ進む。かなり歩き辛い。滑りやすい場所が多々あり、なめてかかると大怪我するはず。そんな道を歩き始めてから約30分。豪快な滝の音が聞こえてくる。そこがピナイサーラの滝。073

55mの高さから落ちるこの滝は豪快かつ繊細といった印象だ。かなりの水量があると思うがあまりの高さで滝つぼに落ちるころにはかなりの水が霧状になっている。早速、海パン一丁になり滝つぼに入る。やっぱり冷たいが温泉に入るかの如く、意を決して?肩まで浸かる。すると難なく身体が慣れてきた。不思議なことにこの水に浸かるのが妙に気持ちいい。いい温泉に入っているのと同じ感覚になる。泳がないでずっと肩まで浸かっていたい心境だった。しかしあまり時間もないようで泳ぎながら滝つぼ奥まで行く。水深は深いところで2mくらいらしい。久しぶりに平泳ぎをやったせいか足が攣りそうになった(爆)。約10分くらい。ここの水と戯れる。本当に気持ちのいい水である。当然この場所はマイナスイオンバリバリだった。鼻奥がスッとしていた。ここを離れる前にTさんがリュックからパイナップルを出してきた。早速、皆でいただく。粋な計らいだなあ。154

帰りは来た道を戻る。今度は下りのため息は切れないが足にくる。しかも勢いが付くため滑りやすい。さっきの船着場から、またカヌーに乗る。Tさんの計らい?で帰りは自分と同行者で二人用のカヌーに乗ることになった。余計なお世話だなあ(笑)。しかし思ったより息が合ったような。難なく漕ぐ事が出来た。そして無事に先ほどカヌーを乗った場所に到着。082

ここから数分歩くと、このツアーも終了。あっという間だった。上原港までTさんに送ってもらい、さようならをする。ここで宣伝です。Tさんは本当にいい人です。なのでもし西表島に行くことがあったらモンスーンを利用して下さい。HPはhttp://www.iriomote-monsoon.com/index.html

そしてPM1時30分発の高速船で石垣島へと向かった。帰りの航路は行きと同様、大荒れだった。しかしここまでくるといい加減慣れてきて、船がジャンプしているにもかかわらずウトウトしてしまった。慣れってすごいよなあ。133 135

PM2時40分。石垣港到着。

続く…

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沖縄離島めぐり(石垣港離島ターミナル→波照間島の往復)

07年9月6日

AM12時。ニューはてるま号は石垣港を出航。港を出たと思ったら水深は浅いのに結構の波がある。二年前は全く揺れなかった場所で揺れている。竹富島の東側を通過。波はさらに高くなっていく。が酔うほどではない。黒島、新城島の西側を通過。進行方向右手には大きな西表島が見える。そしてそしていよいよ外海へ。出航後およそ35分後である。何たって海の色が今までと違う。エメラルドブルーから濃紺へと変わる。するとやっぱり大きな波(うねり)が襲ってくる。海が自分の座っているあたりまでの高さに来たと思ったら、今度は波の上に上がり景色がよくなる?(笑)。横揺れも段々と増してくる。とてもじゃないが立ってなんかいられない。しかし思ったほどではないのが正直な感想。ジャンプするまでもなかった。(たまたまこの日は海が穏やかだったのかなあ?)出航後55分で左手前方に平べったい波照間島が見えてくる。この時はさすがにホッとした。010 014 016 017 018 021

PM1時12分。無事に波照間島到着。石垣港から約53km。有人では日本最南端の島である。到着後、すぐにレンタバイク屋を探そうと思ったが、やっぱり港に出迎えに来ていた。何となくであったが「SUN輪舎」という店に決めた。この港からワゴン車で送ってもらい街の中心(中心といっても場所だけで回りには商店が一軒と琉球式の民家があるのみ)にある店へ案内された。022

1時間/800円。ガソリンは満タン返しなし。結局3時間借りることにする。さあ、いよいよ波照間島の観光だ。まずは日本最南端の場所へと向かう。本当は沖ノ鳥島であるが、あんなのは島ではなく単なる岩であると思っている(笑)。満潮の時は海面に沈むし…。この最南端へ向かう道のりがなかなかいい。牧草地にヤギがところどころ放牧されている。放牧っているよりも放し飼いのような感じだ。024

日本最南端の地。ここから見る海は白波が立っている。非常に迫力があり男性的である。そしてここはサンゴが隆起してできたと思われる場所。岩がゴツゴツしていて歩き辛いが海(断崖絶壁)へ向かって歩くと東方向には高那崎が見える。岸壁に打ち付ける波が上に跳ね上がり、ここ周辺の海域の波の荒さを感じられる。しかしここの海は綺麗だ。海の色が真っ青。非常に気持ちのいい場所である。日差しが強く肌が痛いがしばらく海をぼ~っと見ていた。段々、心身が浄化されていくのが感じられた(この感覚は不思議だった)。026 028 030 032 035 036

続いては時計回りに波照間島を一周することにする。ほとんどがサトウキビ畑やヤギの放牧地。非常にのどかである。途中、喉が渇いたが自動販売機が見当たらない。さすがに最果てであることを感じる。まだまだ先へ進む。ちょうど西側に出たときに畑のはるか前方に見た濃紺の海と遠くに見える西表島が何ともきれいだった。038 029

そして有名なニシ浜に到着。結構、観光客が多い。しかしこの浜は何と綺麗な海なのだろう。ここはよく「クリームソーダ色の海」と表現されているようだが、その言葉のとおりである。長く続く白浜の先にはエメラルドブルーやエメラルドグリーン、そして白波の立つ濃紺の海。サンゴ群。海の遠く彼方には沖縄県で二番目に大きな西表島がうっすらと見える。いや~あ、何と素晴らしい景色なのだろう。こんな風景、今まで見たことが無い。南国特有の日差しが痛いがとにかく言葉を失い、ただただぼ~っとこの風景を眺めていたのだった。海水はまだ温かく泳げる温度である。自分は足のみ、海に入った。しかしあまりゆっくりしていると島一周が不可能になる。後ろ髪を引かれる思いでここを後にする。040 042 045 046 047 048 049

先ほど上陸したフェリーターミナルを過ぎ、さとうきび畑+濃紺の海+西表島が見える風景を横に見ながら進む。途中、日本最南端空港である波照間空港を通過。PM3時30分。日本最南端の地へ再度到着。これで一周完了。

まだ時間があるため島の中心街へバイクを走らせる。特段、強調するものは無い気もするが、商店が一軒、そして公民館や琉球式の民家。自分にとっては非常に趣きを感じた。052 053 054 051

PM4時。バイクを返却。ここからSUN輪舎のワゴン車で港まで送ってもらう。このSUN輪舎。夫婦で経営しているようだ。そういえば港に送ってもらう途中、保育園によってここの娘さんを迎えに寄ったっけなあ。

PM4時45分。波照間島を出発。結局、波照間島の滞在時間は約3時間。非常に短い時間であったがまた来てみたい。特にニシ浜は日本一綺麗な浜であると勝手に思っている。

帰りの高速船は行きよりも揺れた。この日は南風にため行きは追い風。しかし帰りは向かい風になるため当然揺れる。でも思ったより大したことはなかった。060 055 056 057 058

PM5時45分。石垣港到着。この日はそのまま宿泊先であるチサンリゾートホテルへと向かった。この日の夕飯は公設市場の三階にある「いちば食堂」で八重山そば+ジュシー炊き込みご飯のセットを食べた。確か800円ような?。安いわりには非常に美味かった。

前夜は小学生が遠足の前に興奮して眠れなくなるのと同様、自分も眠れなかったので非常に眠かった。なのでたったと寝てしまった。

波照間島→石垣島への高速船から撮影した動画をUPします。これはすでに波は落ち着いているためそれほど迫力はありませんし画質も悪いです。→「video001.3gp」をダウンロード

続く…

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沖縄離島めぐり(自宅〜石垣港離島ターミナル)

07年9月6日

いや~あ、やっと旅に出ることが出来ました。今回は石垣島を拠点に波照間島、西表島、そして今やリピーターになってしまった宮古島、そして本島と巡ってきました。たったの三泊四日のためかなり駆け足で回ることになりましたが…。

AM4時20分。自宅出発。京浜東北線の始発に乗る。結構、混んでいるが座ることができた。浜松町でモノレールに乗換。区間快速で羽田空港第一ターミナルAM5時48分着。

この日は東京地方に台風接近の情報。しかし上陸は今晩から明日朝とのことで飛行機は飛んだ。001

AM6時50分。JTA71便は石垣島に向けて、やや遅れての離陸。この日はほぼ満席状態。やっぱり台風接近のせいで離陸後はなかなかシートベルトサインが消えない。またこの日の飛行ルートはいつもと違っていた。通常であれば太平洋上を沖永良部島へ向けてほぼ一直線で飛ぶのであるが今日は名古屋を通過。瀬戸大橋、足摺岬、大隈半島を下界に確認するとこができ、そして何と何と屋久島のすぐ脇を飛んだのであった。おもわずシャッターを切った。002

AM9時50分。石垣空港到着。雨が上がったばかりのようで滑走路が濡れていた。003

気温はそれほど高くないが時折見せてくれる日差しが肌に突き刺さるようで痛い。ここからはタクシーで石垣港離島ターミナルへ向かう。このタクシーの運転手さんに波照間島航路のことを聞いてみた。すると「あそこはちょうど西表を過ぎると外海になるから船は揺れるよ。以前、あまりの揺れで背骨を折った人もいたっけなあ。でも今日の風だったら大丈夫。」だってさ(笑)。大丈夫の度合いがわからないがこの運転手さんの言葉を信じることにした。

約10分でターミナル到着。ここでAM11時発の安栄観光の波照間島行フェリーのチケットを買おうと思ったが、既に満席。仕方なくPM0時発、波照間海運のフェリーのチケットを買う。005 006

時計をみるとまだAM10時30分。時間があるため周辺を散策。石垣最大の商店街?ゆいロードを歩く。すると公設市場の中に「マーミヤかまぼこ」を発見。ここはこれまで農水大臣賞を二度受賞した名店である。早速、たらし揚げ(500円)を買う。これは安くて美味い。ブダイのすり身ににんじんが混ぜられているようなかまぼこっていうよりさつま揚げ。石垣の街を歩きながら食べたが、あっという間に完食してしまった。004

AM11時30分。フェリーターミナルに戻り、4番乗り場に向かう。高速船のいい席を確保するために早めに並ぶ。そして船の中でなく後方の甲板にある三人掛けのイスを陣取る。ここだと船がジャンプした時に自分も一緒にジャンプできる。そうすれば船酔いはしないはず?。

続く…。

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赤城温泉 総本家(再訪)

07年9月1日

久しぶりの温泉です。仕事でお盆休みも全く取れず、参っていました。明日はまた会社。なので近場の温泉にしてみました。

AM7時過ぎ、自宅出発。空は曇天。しかし道は順調。上武国道もスイスイ。AM10時10分。赤城温泉総本家到着。この日のここは若干ガスっていていい雰囲気。入口に着くと以前訪れた時より綺麗になっていることに気づく。実は最近、この旅館がテレビで紹介され、それがきっかけで綺麗にしたようだった。以前はガラクタみたいなものが沢山おいてあり正直、汚かった。ここには露天風呂と男女別内湯がひとつずつある。各々別源泉らしいが何となく露天風呂には入る気にならず内湯のみ入ることにする。016

中へ入るとやっぱりだれもいない。しかもアフリカン、アジアン、和風等々の置物もやはり健在。備え付け?のカゴに三人分1,500円を置いて中へ進む。突き当たりの右が女湯。左が男湯。015 013

脱衣所に着くとだれも入っていない様子。今のうちに早速、写真撮影。そして湯船に。温度は40℃くらいだろうか。非常に濃厚で気持ちのいいお湯である。色は黄色が強めの黄緑色。匂いは完全な鉄臭。湯船と湯船の縁には相変わらずの析出物。そして男湯と女湯を仕切る壁の下から源泉が出てきている。炭酸泉がゆえに炭酸が抜けないようにわざわざ湯船の中から源泉を流しているようだ。入った時はキシキシ感。上がるとスベスベ感。温度は自分にはちょうどよくお湯も濃厚。そして久しぶりの温泉のせいか、まったりしてしまった。温度差を除けば小谷温泉山田旅館のお湯とそっくりである。結局40分。湯船に出たり入ったりを繰り返しながらこの湯を楽しんだ。002 003 005 010

風呂場の大きな窓の下を覗くと温泉の析出物が固まったドーム状の岩のようなものが出来ていた。やっぱりここのお湯はスゴイのかもしれない。012

風呂から上がり、しばらく玄関横の休憩室?で休んだが汗がタラタラ。しばらく止まらない。さすがに炭酸泉。温まり方が違うようだ。

帰りは途中、籠原駅前の「とんふみ」に寄ってとんかつを食べた。ここは彩の国黒豚の牧場直営のレストランである。あの岸朝子も訪れて「大変おいしゅうございます」と言っていた。ここの豚肉はとにかく脂が美味い。非常にさっぱりしており全くもたれない。赤身も非常に柔らかく美味しい。脂身を楽しむのであれば上ロースとんかつ。赤身を楽しむのであればヒレステーキがよいと思う。

ここからも道は混んでおらず至って順調だった。ちなみに家に着いても身体は鉄臭でプンプン。赤城温泉総本家。非常に満足なお湯であった。埼玉県在住であればアクセスも良いし、また近々に行っちゃおうかなぁ。

※同行者からもらった女性用内湯の画像を載せます。非常に小さく3人も入ればいっぱいになってしまうそうです。Image0021

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