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乗鞍高原温泉 湯けむり館

07年9月22日

自宅の飲水がそろそろなくなりそうでした。なので毎度おなじみの富山県上市にある穴谷の霊水に行ってきました。

21日PM11時。自宅出発。この日も渋滞はなし。途中、休憩を挟みながら、22日AM4時前に有磯海SA到着。ここでしばらく仮眠の後、AM6時少し前に穴谷の霊水に到着。今回は20L入りタンク10ヶに水を入れた。

車がものすごく重い。やっぱり1,500ccの車に200kgは酷だよなぁ。そんなことなのでゆっくりと運転。富山市内を抜け神岡、上宝と進み、安房峠トンネルを抜けると長野県。途中、白骨温泉入口の看板を見るがそこも通過(泣)。そしてAM9時28分。乗鞍の鈴蘭地区にある「乗鞍高原温泉湯けむり館」到着。入口に一番乗りに着くが、だれもいないどころかドアが開いていない。AM9時30分を数分過ぎると入口のドアが開けられた。紛れもなく一番乗り。フロントで二人分1,400円を払い中へ。脱衣所がきれい。ここは浴室へ向かうまでに扉が二つある。寒さ対策なのか、硫化水素対策なのかどうかはわからないが。

ここ乗鞍高原温泉。源泉地は乗鞍岳中腹にある湯川源泉(ここには人間が入浴できる施設はない)。そこから約7kmも引湯でここまで運んできています。お湯自体は単純硫黄泉。自然湧出のこのお湯。源泉地からほとんど冷めることなく約7kmも離れたここ乗鞍まで運ばれてくるらしいです。

浴室に入ると檜の香りが気持ちいい。15人くらいは入れそうな湯船。お湯は以前訪れた時よりやや透明に見える。早速、浸かる。いや~ぁ、ここのお湯はやっぱり気持ちがいい。温度は42℃くらいだろうか。さっきはやや透明と思ったがお湯の底を見ると湯の花が沢山沈殿している。手で掻くとあっという間にお湯が真っ白になる。源泉口のお湯を舐めるとやや酸っぱい。さすがは酸性湯。手でお湯をすくって匂いを嗅ぐとこりゃすごい匂い。硫黄臭さが半端じゃない。万座温泉もかなり匂うがそれ以上。001 003 005 004 013

続いては露天風呂へ。湯船は石で固められたおり、あまり風情はない。ここも15人くらいは入れそうな大きさ。日光に当たったお湯はいっそう白さを増したように見える。さっそく浸かる。ここも気持ちがいい。空は秋晴れ特有の青い空。周囲に見える緑がきれい。乗鞍岳は湯船に入っていると壁が邪魔して見えないが立つと見える。しかしこの日の乗鞍岳は八合目くらいより上は厚い雲に覆われており全く見えない。お湯の温度は40℃くらいだろうか。長湯するにはもってこいの温度。心地よい高地特有の凛とした空気を思いっきり吸いながら、しばらくまったりする。何となくであるがこの露天風呂のお湯より内湯の方が濃い気がする。同じ源泉なのに何故だろう。006 007 008 011 012

そしてまた内湯へと戻る。ここで半身浴をしたり全身浴をしたり足湯をしたりと。久しぶりに極上湯に浸かっている。とにかくこのお湯から離れたくなくなるような感覚がある。やはり酸性湯(PH3.13)のせいかキシキシ感はあるが、この強烈な硫黄臭さを嗅いでいるだけで自然とリラックスしている自分がいる。010

約1時間。この極上湯を堪能しあがる。ここの建物の奥には休憩ホールがあり、ここでゆっくりする。座敷のようなものではなく、スイスのロッジ風の造りになっている。ここで売ってるソフトクリーム(350円)を食べながら涼む。ちなみにここのソフトクリームも美味い。ものすごく濃い気がした。ここで身体や衣服の匂いをかぐと、やっぱり硫黄の香りがこびり付いている。スゴイお湯だ。この匂いをかいでニンマリしている自分がいた。すると同行者も上がってきた。やっぱり満足そうな顔をしていた。

AM11時過ぎ。このゆけむり館を後にする。016

ここのお湯は自分にとっては最高の湯です!風情はあまりありませんが、この硫黄臭さは日本一と云われている万座温泉よりも上だと思います。硫黄泉が好きな人にはたまらないはずです。

なお湯けむり館のHPはhttp://www.spa-norikura.com/

しかしこの後、この乗鞍高原温泉のもうひとつの名湯。せせらぎの湯へも立ち寄りました。

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受信: 2007年10月14日 (日) 08時22分

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