奈良田温泉 奈良田の里温泉
溜まっているものがあるため徐々にUPしたいと思います。
07年12月1日
AM6:30自宅出発。板橋本町から首都高速が渋滞。なかなか動かない状態が続く。仕方なく高松で下り、山手通りを南下。料金がもったいないが初台で再度、首都高速に乗る。ここからは順調。甲府南ICを下り、笛吹ラインを南下。国道52号線飯富交差点を右折。ここからは完全舗装された走りやすい山道(南アルプス街道)を今度は北上。途中、左右前後に見える山々がちょうど紅葉の真っ盛り。非常に非常に美しい。自然って何でこんなに温かいのだろう。どんな生き物に対してもわけ隔てなく平等に恵みを与えてくれている気がする。
AM10:30。奈良田温泉奈良田の里駐車場に到着。ここまで来ると先程までくすぶっていた空が快晴になる。ここからキツい登り坂を200mくらい登ったところに奈良田の里温泉がある。昔ながらの民家を改造したかのような建物で非常に風情のある。受付で二人分1,000円を払い中へ。ここは休憩室利用の場合(一人1,500円)とそうでなく入浴一回のみの場合の二種類の料金設定となっている。今回は後者。
木造の建物の一番奥に進むと「女帝の湯」と書かれた浴場がある。早速、脱衣所に。入ると蛇口が三つ並んでいる。洗面器の代わりなのだろうか。ちなみに真ん中の蛇口には源泉と書いてあり飲んでみると硫黄の香りがした。冷たい硫黄臭の水って結構飲めることに今回初めて気づいた。
浴室へと入る。入った瞬間から湯気がもうもうと立っていた。湯船が見えなくなるほど。これでは写真を取れないため一旦扉を全開にして湯気を出す。浴槽は木製のものが左右に二つ。大きなひとつの浴槽を真ん中に仕切りを入れているような造り。向かって左の湯船には湯口から出てくる新鮮な湯が注がれている。右の湯船には左の湯船から流れ出たお湯が溜まる仕組みになっている。なので右のお湯は新鮮ではないかも?
まずは左側の湯船から。これはたまらない!!ヌルヌルである。身体を触ってみると油を塗ったかの如くヌルヌルする。ためしに手を湯船から出して触ってみたが、それでも手はヌルヌル。温度もGOOD。40℃~41℃くらい。泡付きもなかなか。細かい泡が体中に。お湯の色は無色透明で、匂いは甘い石の香り+硫黄臭が少し。湯口のお湯を飲んでみるが、タマゴ臭が鼻からふうっと抜ける。こんなにヌルヌル、アワアワで温度もちょうどいいお湯なんて極上湯の何者でもない。すばらしいの一言!あまりに気持ちがよく、大きな窓から見える奈良田の景色をぼ~っと眺めながら何も考えずに過ごす。ちょうどこの時間帯に大きな窓から差し込んでくる陽の光が「陽のカーテン」のように見えて別次元にいるような感覚になる。
この光に包まれた時、何だか安心感のようなものを覚えた。
結局1時間以上もこのお湯に浸かっていた。ちなみにもうひとつの向かって右側にある湯船。温度はかなり温く37℃くらいだろうか。しかし意外にお湯がきれいだった。それもそのはず。ほぼ貸切状態だったから。
同行者もこのお湯には大満足で、今まで入った温泉の中でもトップクラスに入るくらいのお気に入りよう。上がった後は二人とも肌がスベスベだったとこは云うまでもない(笑)。
PM0:00。奈良田の里を出発。ここの真下にある白根館に以前訪問したが、そこのお湯よりも温度が低く、ヌルヌル感が高いため、個人的には奈良田の里の方が好きである。
帰りは石和温泉にある「小作」でほうとうを食べ、初めて圏央道経由で帰った。全く渋滞知らずの快適なドライブだった。
奈良田の里温泉。ちょっと遠い(自宅から約200km)が何度でも来たいって思わせてくれる温泉だ(明日にでも行きたい)。
※またまた画質は悪いですが動画を載せます。「naradanosato.mpg」をダウンロード
| 固定リンク
「山梨県の温泉」カテゴリの記事
- 増富温泉 不老閣(2015.02.02)
- 奈良田温泉 奈良田の里(2014.01.03)
- 山口温泉(再訪)(2013.12.14)
- 国母温泉(2011.12.31)
- 湯村温泉 湯村ホテル(2011.12.29)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント