湯宿温泉 湯本館
08年3月1日
AM7時自宅出発。高速代をケチるために東松山ICより関越道に入る。この日の関越道は渋滞とまではいかないが混んでいる。ところどころ徐行になる箇所もあった。
AM10時。月夜野ICを下りる。空は晴れているが谷川方面にはどんよりとした雲が立ち込めていた。いやな予感…。実はこの日、訳があって久しぶりに釈迦の霊泉に水を買いに来たのであった。しかし釈迦の霊泉の門をくぐったあたりから道路には積雪がすごく、ノーマルタイヤでは全く歯が立たなかった。とにかく急勾配を登れないのであった(泣)。なのでさっさと諦めて温泉めぐりへと変更する。
一旦、国道17号線まで戻り、猿ヶ京方面へ向かう。その猿ヶ京の手前に湯宿温泉がある。空は天気雪。
この湯宿温泉の印象は。温泉情緒というものは感じない。普通の民家と温泉宿が混在しており、温泉街といった感もない。が逆に考えると普段の生活と温泉が当たり前のように混在しているのかもしれない。何だか不思議な感覚を覚えた。
この湯宿温泉で一番有名である湯本館に向かう。ちなみにこの湯宿温泉には共同浴場が4つある。が夕方4時~でないと湯宿温泉の宿の宿泊者以外は入れない。
湯本館は温泉街?の一番奥の突き当たりにある。建物は鉄筋で風情はない。早速入浴料1,200円(二人分)を払い中へ。入って突き当たりを左へ進んだところに浴場がある。ここでびっくりしたのが何と浴場に行く途中にここの源泉を見ることができるのである。自然湧出でブクブクと湧き出ているのがわかる。
ここ湯本館には浴場が三つ。メインの混浴風呂と女性風呂。そして貸切風呂。ここで同行者は女性風呂へ向かい、自分は混浴風呂へと向かう。脱衣所は大きく一度に15人くらいは着替えられるほどの大きさ。
ドアを開け、浴槽を見ると。とにかくミストが凄い。浴槽が霞んで見えて奥の方に至ってはよく見えない。写真撮影のためしばらくドアを開けてミストを逃がす。
この混浴風呂。まん丸な形をしており、浴槽は石で造られている。レトロ調で風情がある。大きさは15人くらいは入れそうな大きさ。浴槽の奥には自然湧出している源泉が沸き出ており、飲泉できるように柄杓が置いてある。湯船に浸かる前にとりあえず飲んでみる。温度は50℃~60℃だろうか。若干タマゴ臭がするが非常に飲みやすい。また浴室にはシャワー、カラン、シャンプーがあり頭を洗うのには便利。
そして待ちに待った湯船に浸かる。う~ん。結構熱い~。44℃~45℃くらいはあるだろう。入る前に掛け湯を入念にしたが、それでも肩まで浸かることが出来ない。もう一度掛け湯を入念にし直して?再度挑戦。すると何とか肩まで身体を沈めることが出来た。お湯は無色透明。匂いは若干の石膏臭。飲泉で感じたタマゴ臭は感じられない。飲むと感じるのに嗅ぐと感じない。何だか不思議。結局、温度が高くて長湯は出来ず、ちょこっと全身を浸かっては半身浴や足湯を繰り返す。また自然湧出であるがゆえに温度安定しないのだろう。徐々に熱くなってきている。
しばらく湯浴みをしてると60歳過ぎのおじさんが入ってきた。定年まで運転手をされていたとのことだった。ついつい話しに夢中になってしまい逆上せそうになった。なので浴槽に横に座りずっと掛け湯をしてこの湯を堪能した。今までの旅行話を沢山聞けて楽しい時間であった。
結局1時間もの間、浴室に篭っていたのだった。上がった後はサッパリ感があった。クセのないお湯で温度が低ければ何時間でも浸かっていられるお湯である。でもでも熱いお湯だから自分にはちょっと苦手。熱いお湯は長湯が出来ないから、どうしても敬遠してしまいがちになってしまう今日この頃。
この後は高速代がもったいないので国道17号線をひたすら南下して帰宅(PM6時着)。
途中、もつ煮で有名な永井食堂で昼食を食べた。自分はもつ煮定食(もつ大盛)半ライスを注文。やっぱり人気店。客の足は衰えず、ずっと席は埋まっていた。味はGOOD。厚めのもつは食べ応えがあるがやわらかく煮込んでありスープが少し辛めで食欲をそそる。それとこの永井食堂の店内にはすっと「永井食堂の歌」が流れていた。帰りの車中ではこの歌が頭から離れなかった(笑)。
湯宿温泉湯本館のHPはhttp://www.yujuku-yumotokan.co.jp/
永井食堂のHPはhttp://www.cm-tokyo.com/nagai/
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コメント
湯宿温泉 湯本館では、この度ホームページリニューアルに伴い、アドレスが変更になりました。
湯宿温泉 湯本館の新しいホームページURLは下記の通りです。
http://www.yujuku-yumotokan.com/
今後とも、宜しくお願い申し上げます。
投稿: 湯宿温泉 湯本館 | 2008年12月 1日 (月) 12時04分