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湯沢温泉 雪国の宿高半(清津峡など)

ホームページを作成しました。まだ未完成ですが少しずつ仕上げていきたいと思います。ぜひご覧下さい。ホームページ「温泉を通じて」

08年4月19日

この日は久しぶりに義母を連れての温泉です。せっかくなので観光、温泉、美味しい食事の三点セット。中味の濃いものとなった気がします。

AM6:30自宅出発。途中、義母を乗せてAM8:30に北関東道の伊勢崎ICから高速にのる。この日は至って順調。AM9:40関越道湯沢ICを下りる。ここから津南方面に約10km。AM10:00清津峡に到着。

一番手前の村営?駐車場に車を止める。しばらく小さな商店街?のようなところを歩くとトンネルに出会う。このトンネルを入ったところに清津峡見学のチケット売り場がある。入場料1人/500円。ここからは長いトンネルの中を奥へと進む。ここの峡谷は非常に危険なのだろうか。トンネルを進み、途中に作られた三箇所の展望台でのみこの清津峡を見ることができる。柱状節理と呼ばれる岩が奇怪で、下を流れる清津川が雪解け水のせいだろうか水量が多く迫力がある。なかなか見たことに無い風景であるのと同時にマイナスイオンが凄い。終始、鼻奥がす~っとしっぱなしだった。またここの入口手前には「清津館」なる秘湯を守る会の宿があり、日帰り入浴をしようかとも思ったが、有名な露天風呂には宿泊者しか入れないため止めておいた。 005 006 009 012 014 017

AM11:15清津峡出発。まだ時間があるため、塩沢の国道17号線沿いにある中野屋というそば屋に入り、自分だけ新潟名物のへぎそばを食べる。コシがあり美味かったが沢山注文し過ぎて(へぎそば二人前/1,380円)完食するのに苦労した。二人前でなく三人前はあると思う。Image2911 Image2901

PM0:30。今日、日帰り入浴をする「雪国の宿高半」に到着。入浴開始時間まで30分もあるため、しばらく車で待機。すると中学校時代からの親友から電話がかかってきた。この時間、彼の母校と自分の母校が春の大会(野球)で対戦しており観戦に来ているとのことだった。二人とも野球部出身。彼の母校は一時期、甲子園常連校であった。自分の高校は良くてもベスト4くらいまでにしか勝ちあがれない大したことのない高校だった。非常に興味があったが、結果は10-3で自分の母校がコールド勝ちしたようだった。

PM1:00。入浴料(1人/1,000円)を払い中へ。受付の方のお話では男性用風呂のお湯がいっぱいに張られていないとのことだった。まあ、入っているうちに溜まるでしょう。ここは大型旅館と言った雰囲気。二階に上がるのにはエスカレーターを使う。果たしてお湯はどうなのか。055

川端康成の資料室のすぐそばに浴室がある。脱衣所はかなり大きい。入口の下駄箱にスリッパを置くのであるが抗菌対応。やぱりさすがは大型旅館。そして浴室へ入る。向かって右側には大きな浴槽(湯がいっぱいになっていない)と右側には比較的小さな浴槽。とにかくここの浴室がデカイ。ピッチング練習用スペースが2レーンは取れる(笑)。040 039 029

早速向かって左側の小さな浴槽に入る。う~ん。やわらか~い。トロ味を感じるお湯である。温度は40℃くらいだろう。ちょうどいい温度。無色透明で甘い石膏の香りがプ~ンとする。お湯を舐めてみると石膏の香りが鼻から抜けるがタマゴ臭は感じなかった。またここからの景色もいい。大きなガラス壁?からは湯沢の町並みと山々が一望なのである。ガーラ湯沢駅も目の前に見える。非常に気持ちのいいお湯。クセはないが飽きないお湯。瞑想(っていうか睡眠)したり足湯したり頭からお湯をかぶったり、肩まで浸かったりで約1時間。心臓がバクバクしない程度にお湯を堪能した。025 026 027 036 034 033

もうひとつの大きな浴槽にも少し浸かったが、掛け流し状態になるまで、もう少し時間がかかりそうだった。お湯は小さい浴槽と同じ。037 038 028

風呂から上がって飲泉用の冷えた温泉を飲んだが、これはタマゴ臭をほんのり感じることが出来た。041 043

すると女性風呂から義母と同行者が出てきたのであった。ふたりとも非常に満足そうであった。女性風呂には露天風呂があり、ここでずっと湯浴みしていたらしい。 004_2 005_2 009_2

最後に川端康成の資料室を見学。雪国を執筆した部屋(かすみの間)がそのまま保存されており自由に見学できる。サクっと見学しました。駒子の写真があったが、彼女の顔はモデルさんみたいな顔立ちをしていると思った。あの当時はきっと目立った存在だったのだろう。042 051 044 045

PM2:30高半出発。自分以外は昼食を食べていない。同行者は膝が笑っているとのこと。

あのユーミンが絶賛していたらしい岩原スキー場の一番奥にあるイタリアンの店へと向かう。「ピッツェリア ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ」というとんでもなく長くて覚えられない名前の店である。ロッジ風の建物でいかにもリゾート地にありそう。でも味は素晴らしい(値段も素晴らしい(笑))。ビザは注文を受けてから窯で焼いて出す。パスタは麺の湯切りが丁寧なのだろう(最近これが雑なイタリアン店が多すぎる。ラーメンの世界では常識なのだが)。ソースが麺にしっかりと絡み、濃厚で美味い。食べた後もお腹にはずっしりとした感覚はない。満足であった。056 058   060 063 064 065 066

PM3:30。長い名前の店(笑)出発。途中、水上ICで下り、釈迦の霊泉で水を三箱買ってから帰宅。

今回は日帰りなのにもかかわらず非常に濃い旅となった。高半も名前の長いイタリアン店も素晴らしく、湯沢に行ったらどちらもはずせない存在。また来たいなぁ。

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高峰温泉

この度、ホームページを作成しました。まだ未完成ですが少しずつ仕上げていきたいと思います。ぜひご覧下さい。ホームページ温泉を通じて

08年4月5日~6日

小諸ICを下り、浅間サンラインを進み、チェリーパークラインを登る。しかしこのチェリーパークラインの傾斜は凄い。さすがに200Lの水を積んでいるせいもあると思うが、アクセルをベタ踏みしないと登らない箇所も所々あった。AM10:05。高峰温泉のお迎え雪上車が到着するアサマ2000スキー場第三駐車場到着。しかしここ第三駐車場は一杯。早速、高峰温泉へ電話をし、第一駐車場に置くように言われる。001 002

AM10:15。高峰温泉名物の雪上車で宿へ出発。雪上車といってもワゴン車を改造したもので非常に面白い。ちょうどスキー場を横切り、凄い傾斜を登りきったところに宿がある。約10分ほどで到着。着いた瞬間から場がいいなあって感じた。さすがは標高2000m。空気が凛としており気持ちがいい。最初に言っておきたいのですがここ高峰温泉。宿の雰囲気、従業員の方々、周りの環境、経営者の自然に対する考え方、そして温泉。どれをとっても素晴らしく、100点満点の温泉宿だと思います。029 031 032 3_014 005

まだチェックインの時間(13時)まではかなりあるが、早々と受付をしてくれた。しかし部屋はまだ準備中のため「お休み処朝霧」に通され、ここでゆったりとする。窓からは餌付けされてはいるが野鳥やリスが引っ切り無しに現れるのが見える。それとここからの景色がこれまた素晴らしい。小諸の町並みや遠くには中央アルプスが見えるのである。非常に癒される。こんな素晴らしい景色を見ながら注文したコーヒーとくるみおはぎを味わう。どちらも美味しい。026 027 018 3_012

AM11時を過ぎた頃、お風呂の清掃が終わったようで1Fのランプの湯へ軽く入らせてもらう。非常に風情のある浴室。全て木造。扉を開けた瞬間、木の香りがプ~ンとしてくる。また浴槽に注がれるお湯の音が何とも心地よい。湯船は二つに分かれており、向かって右の大きい浴槽は源泉加熱循環風呂+掛け流しの併用(体感温度42℃)。オーバーフローもなかなかの湯量。左側の浴槽は純粋な源泉掛け流し風呂。早速、源泉風呂に入る。ヒェ~。冷たい~。さすがは源泉温度が26℃。ゆっくりゆっくりと身体を慣らすように沈める。慣れると案外冷たさは感じない。泡付きも良好!お湯の色は無色透明であるが細かい湯花が舞っている。飲泉をすると若干のしょっぱさ→タマゴ臭→焦げ臭さを感じる。飲めないほどの味ではない。5分も浸かっていると気持ちよくなってくるのが不思議。目の前には先ほど朝霧で見た景色と同じものが見える。絶景を眺めながらの湯浴み。最高である。また夜に入ったこのランプの湯も風情がある。ライティングされた木々がまたいい雰囲気を出しており、浴槽の照明は一つのランプのみ。し~んと静まりかえった浴室に聞こえるのは注がれる温泉の音のみ。ゆったりのんびりと湯浴みすることが出来る。2_028 021 022 2_026 2_027 023 024 025 3_006_2

PM0時。先に注文しておいた昼食を「食事処雲表」でいただく。正真正銘の小諸そばを食べる(笑)。限定20食?らしい。非常に非常に美味い。コシがあり、そば本来の香りも感じられる。久しぶりに美味いそばを食べた。非常に満足。2_006

PM0:30。部屋に通していただく。2Fの一番奥にある「駒草」という部屋。トイレ(ウォシュレット付)、洗面所は共同。部屋は和室8畳ほどの広さ。窓が大きいせいか非常に広く感じる。ここからも絶景を望むことが出来る。真ん中にはコタツが置いてあり嬉しい。テレビもコイン式でない。2_024 2_007

早速、宿泊者専用の高嶺の湯へと向かう。我々の部屋も横にある階段を一段登ったところにある。1Fにあるランプの湯より少し大きめの浴室と浴槽。入って右手には源泉加熱循環風呂。左手には右手の加熱循環風呂のお湯(体感温度43℃)と冷たい源泉掛け流しの併用風呂。当然、源泉掛け流しの併用風呂へ入る。温度は37℃~38℃くらいだろうか。かなり白濁している。非常にまったりした肌触り。非常に気持ちがいい。ここからの景色の抜群。結局、帰るまでの間、一番長く浸かっていたのはこのお湯。一時間でも二時間でも浸かっていられるいいお湯である。ちなみにここ高峰温泉の循環風呂には塩素は全く使用していない。強力磁石で殺菌をしているようである。理由は塩素消毒すると泉質が変わってしまうからだとか。さすがである。またここで使用している水は全て「創生水」と呼ばれる水を使用している。飲んでよし、洗ってよしの水である。環境保護を考え、洗剤類を流さないように努力しているそうである(素晴らしい!!)。なのでここのお風呂には石鹸、シャンプーはない。この創生水で頭を洗うのである。しかししっかりと脂分等が取れて髪の毛がさらさらになるのである。なんとも不思議な魔法のような水である。2_008 2_018 2_019 2_020 2_015 2_016 2_021 2_011 2_012 3_007

夕食は昼食と同じ「食事処雲表」で食べるPM6:00からである。肉類は全く出ないのが健康的。全体的にどれも美味しかったが、その中でも半殺し鍋というものが非常に美味しかった。ごはんを半分に潰したものを鍋に入れるため半殺しと付けたようだ。秋田のきりたんぽ鍋に非常によく似た味だった。食後、部屋に戻るとデザートのリンゴゼリーが置いてあった。これも美味しかった。2_002 3_001 3_002 3_003

PM8:30~9:30まで。晴れた日のみであるが星の鑑賞会なるものが開催される。宿の方々が説明員として付いて下さる。大きな望遠鏡(3台?)を使い、星座を説明してくださる。やっぱり標高2000m。空気が澄んでいるせいもあってか空が近く感じる。こんなにじっくり星をみるのも何年ぶりだろうか。望遠鏡を使ってであるが肉眼で土星の輪を見ることが出来たのは感動だった。しかしこの時間の気温は-3℃。非常に寒かった(笑)。3_015 3_016

翌朝はAM5:10起床。日の出を見るためである。しかし、山間部のため実際に日が顔を出すのはずっと後。結局AM6:00を過ぎたころにようやく太陽が顔を出した。黒斑山の山頂付近から顔を出した太陽はこれまた凄いパワーだった。3_0213_023  3_020

朝食はAM8:00から。夕食と同じく健康的。味は美味しい。何だか身体が洗われていくような食事である。毒素が抜けるというか。3_022

朝食の後は、再度入浴。ランプの湯と高嶺の湯の両方に入り最後の湯浴みを楽しむ。湯上がり後は最後の館内めぐりもする。3Fにある展望台から見る景色が素晴らしい。望遠鏡が置いてあり、それを使えば正面には中央アルプスが手に取るように見える。それとここのは命の水という飲泉所があり温泉水を自由に飲むことが出来る。浴室のより味が濃い気がした。2_023 2_025

AM10:00チェックアウト。送りの雪上車は本物の雪上車?。後ろの席がいっぱいのため運転席の横に座らせてもらった。ワゴン車改造雪上車より速度は遅いがパワーがありそう。AM10:10。アサマ2000スキー場第三駐車場着。ここからは帰路に着く。途中、佐久平PAで神津牧場のアイスクリームを食べたのは言うまでも無い。いつ食べても美味い。3_026

今回、素晴らしい温泉宿に出会いました。少しオーバーかもしれませんが地球に生きる人間として忘れかけていたものを思い出させてくれたような気がします。また山などの自然に興味のある方の宿泊が多いようでそれらの方々は非常にマナーが良く気分がよかった。いい場所には自然と良識的な方々が集まるのかなぁって思ったりもした。ここは定期的に訪れたい場所です。そして出来ることなら一週間くらい滞在してゆっくりしてみたいです。3_004

同行者からもらった女性用風呂(ランプの湯と四季の湯)の画像をUPします。3_001_2 3_009 3_004 3_011

高峰温泉のHPはhttp://www.takamine.co.jp/

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穴谷の霊水

08年4月5日

自宅の飲み水が底をついてきました。富山県の穴谷の霊水に取水してきました。

4/4PM10時、自宅出発。時間もあることなのでこの日は東松山ICから関越道に乗る。道中は至って順調。4/5AM3時、富山県有磯海SA到着。ここでしばらく仮眠。何だかこの日はお腹が空いて仕方がなく、白エビラーメンや飛騨牛コロッケ等、こんな夜中にもかからわず食べてしまった。08_002 08_003 08_00408_005 

AM5:10、有磯海SA出発。滑川ICを下り穴谷の霊水へと向かう。AM5:30着。到着するとすでに数台の車が止まっていた。AM5:50。ようやく受付が始まる(といっても本当は6:00からなのだが)。台車2台と駐車料金=600円を払い取水場に向かう。

この日は20L入りポリタンクを10ヶ用意。前の方々が100ヶくらいのポリタンクを持参していたため多少は待ったが、それでも6:30には汲み終わる。

日本全国をほぼ訪れているが、この穴谷の霊水に勝る水はないと思っている。口に入れた瞬間に舌と喉に吸い込まれていくような感覚は他の水にはない。

この後は高速道路でタッチ&ゴーを二回行い(上越高田、長野)、AM9:30小諸ICを出る。何故、小諸か?せっかく富山まで行ったからには何処か途中で温泉に行かないと勿体無い。なので長野県高峰温泉へ行きました。

上信越道新井PAから観た妙高山があまりに素晴らしかったのでシャッターを切りました。08_007

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奥塩原新湯温泉 湯荘白樺(再々訪)

07年12月15日

この日は両親と一緒の温泉訪問となりました。AM8時自宅出発。天気は良好。岩槻IC→羽生ICタッチ&ゴー→大谷PAでおにぎり購入→AM9:50西那須野IC。実はここから塩原元湯温泉元泉館へと向かったのであった。が元泉館で日帰り休憩を申し出ると「今日は宴会が入っていて大広間は使用出来ません。個室だったら大丈夫です」との回答。恐る恐る金額を聞いてみると「1人4,000円です」。うひゃ~。高い~。なので即答で断る。

それではどうするか?ここから一番近くて日帰り休憩の出来る奥塩原新湯温泉湯荘白樺しかない。早速、日塩もみじラインに向けて車を走らせる。標高が高いせいか場所によっては若干の積雪もあり、運転も慎重にならざるを得ない。AM10:50到着。標高約1,000mの冬であるこの場所はやはり曇っている。しかし高地特有の凛とした空気は相変わらず健在。001

早速、受付へ。大広間休憩付き日帰り入浴が1人/2,150円。従業員さんに二階にある大広間に案内される。我々の他に夫婦一組がいらっしゃった。そしてまずは昼食。山菜そばを注文(750円)。予想以上に味はよかった。002

そしてそして入浴。まずは露天風呂。ひょうたん型をした風呂である。掛け湯をするが、前回訪問時同様に熱い。おそらく43~44℃くらいはある。入れないこともないが5分程度ですぐに上がる。ただ白濁度はかなりのもの。泥湯という言葉がぴったり。ドロドロした印象を受けた。003 004 006 008 007

続いては内湯へ。檜で造られた浴室は相変わらず風情がある。しかし今日はミストがスゴイ。写真が上手く撮れない。掛け湯をするがそれほど熱くない。41℃くらいだろうか。きっと前に入っていた方が水を入れておいてくれたのであろう。そして湯の中へ。やっぱり気持ちがいい!!硫化水素臭の漂う浴室にこの濃厚な白濁湯。最高である!!心身がほぐれていくようで、そして心身にパワーが入ってくるような。そんな湯である。言い換えると優しさとパワーを兼ね備えたような湯である。ここでゆったりまったりと全身浴、半身浴を繰り返しながら心臓がバクバクしない程度に湯浴する。014 015 012 013

その後は内湯をもう一回。そして露天風呂一回に浸かる。ちなみにここの露天風呂は午後の方がいいみたい。お湯の投入量が少ないせいもあってか徐々に濃厚になってきている。しかもこの日はちらちらと雪が降ってきており、温度もちょうどよく(41℃くらい)なってきた。あまりに気持ちよく、最後には寝湯状態で楽しんだ。ホントに濃い~って感じられるお湯であった。

PM2:10湯荘白樺を出発。最後に湯荘白樺の真裏にある源泉(中の湯)を両親に案内する。そう言えば、帰り道に見えた塩原の山々が素晴らしかった。枯れた木々の茶色、白い雪。これらが上手くコラボしていて、まるで阿蘇の山々を見ているようであった。016

千本松牧場などに寄り道をした後、またまたタッチ&ゴーで高速代をケチりつつ帰宅。全く渋滞知らずの快適なドライブであった。

奥塩原温泉湯荘白樺。個人的に大大大好きな温泉である!!濃厚マッタリ硫黄泉がたまらない。何度でも訪問したい温泉である。ここの温泉って夏よりも冬の方が濃厚なのかなぁ?

※内湯の動画をUPします。相変わらず画像が汚い(泣)「yosousurakabautiyu.3gp」をダウンロード

なお以前のレポートはhttp://chiharuchappy.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_31a0.htmlhttp://chiharuchappy.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_5c70.html

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川原湯温泉 王湯

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この日も鈍行での温泉訪問となりました。吾妻線川原湯温泉駅下車。駅員はいるが非常に鄙びた駅であり、駅前にはバスの停留所しかない。ここからダラダラとした坂を登り、徒歩10分程度で川原湯温泉街に到着。温泉宿も数件しかなく、店もこれと言ったものはなく非常に寂れた感がある。人通りもほとんどなし。そんな温泉街の一番奥に共同浴場王湯がある。016 017

この王湯。源頼朝が発見したと云われている。現在は川原湯の温泉をまかなう源泉の真上に位置する。木造の建物でいかにも温泉場の共同浴場といった感じ。受付の感じのいいオバサマに入浴料300円(休憩付は600円)を払い中へ。ここには受付すぐの階段を下りていったところに内湯、渡り廊下を渡ったところに露天風呂がある。どちらも男女別なのがうれしい。018 019

まずは露天風呂へ。石で出来た浴槽。あまり風情は無く、無理矢理に造った感がある。なので写真撮影のみで終わる。007 004 003 005

続いては内湯へ。ここは脱衣所からして風情がある。脱衣BOXは木製。ここで扉を開けて10段くらいの階段を下りたところに浴槽がある。ちなみに階段を下りたところにも脱衣カゴがあり、自分はそこで脱衣した。上で着替えると貴重品が心配なため、下で脱衣した方が安心かも。浴槽は石で造られており、シャワー、カランはひとつのみでシャンプーは置いていない。投入口は3つあり、どれも激熱。投入口の横には水の蛇口があり、ここから水を流しっぱなしでないと到底湯には浸かれない。貼紙にも「水を止めないで」と書いてある。この浴室は何とも風情がある。明治、大正に造られたのかと思わせるような造り。早速、湯船に身体を沈める。温度は先に入っていらっしゃったおじさんが適温にしてくれていたせいか42℃~43℃くらい。お湯の色は若干白く濁っている。所々で白と黒の湯の花がプカプカと浮かんでいる。備え付けのコップで飲泉をしてみると若干の塩味+タマゴ臭。お湯の匂いは石膏臭+若干のタマゴ臭。山形県滑川温泉のお湯に似ていて非常にいいお湯である。肌への当たりもまろやか。川原湯の存在は知っていたが、今回訪れたのは初めて。早く来ていればよかった。まさかこんなにいいお湯だとは…。温度が低くないため長湯は出来ないが、それでもこの気持ちのいいお湯から上がるのがもったいなく全身浴→半身浴→足湯→全身浴を何度も繰り返し、堪能させていただく。結局40分くらい、ここでまったりさせてもらった。015 014 013 008 009 010

帰りにここから少し下ったところにある聖天様露天風呂にも寄ろうかと思ったが先客さんが4名入っていたので諦める。

帰路も鈍行。高崎からは「とり飯」を買い、グリーン車で。少しリッチな気分になった。

この川原湯温泉王湯。他の温泉宿の湯もこの湯を引いているとのこと。非常にいい湯である。何となくここのリピーターになってしまいそうな気がしてきた(笑)。

あと数年でここ川原湯温泉がダムの底に沈んでしまうらしい。非常に非常に残念である。本当にダムを造る必要があるのだろうか。何だか利権が絡んでいるだけのような気がしてならないのだが…。

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草津温泉 草津館

08年3月22日

泉水館を後にし、休憩がてら湯畑周辺を散策。自分の大好きなまんじゅう屋「ちちや」で我家と実家にお土産を買う。そして二軒目。湯畑から50mのところ、白旗の湯のすぐ裏にある草津館へと向かった。041

ここには若乃湯という自家源泉があるというので楽しみにしていた。早速、玄関を入り声を掛けるがどなたもいない。反応がない。もう一回声を掛けると男性風呂からご主人が出てきた。ちょうど掃除をされていたとのことである。最初に言っておきたいのですが、ここのご主人。とってもいい人です。言葉のひとつ一つに優しさや気遣いが伝わってきた。大型旅館のマニュアル通りの対応でなく、人間らしい心のこもった対応が非常に嬉しかった。059

ご主人に入浴料800円を払い中へ。玄関を入ってすぐのところに浴室がある。ここの浴槽もやはり半地下のようなところにある。ここの湯船は二つ。手前の小さい浴槽には白旗源泉。奥の大きな浴槽にはここ草津館の独自源泉である若乃湯が注がれている。

まずは手前の白旗源泉の浴槽に入る。いや~。効く~!って印象。「奥塩原新湯温泉むじなの湯に似ているって」思った。まず入った瞬間から石油臭+焦げ臭が鼻を付く。この時に湯疲れが心配になってきた。だってこの種のお湯はパワーがものすごいから。結構温度は高め。43℃~44℃くらいだろう。ご主人が清掃時にバルブを全開に開いていたため(ご丁寧にも自分にお詫びしてました)、余計に高めなのかもしれない。でもバルブ全開=お湯が新鮮。なので逆にありがたい。お湯の色は白濁そのもの。舐めるとやはり酸っぱい。非常に濃い印象を持ったお湯であった。気持ちがいいが湯疲れ防止のため2分くらいで上がる。042 067 043

続いてここの看板温泉?若乃湯へ。このお湯もやわらかいなあ~。草津のお湯とは思えないくらいやわらかく、若干ツルスベ感も感じられた。白と黒の湯の花もちらほら舞っている。温度は42℃くらいだろう。白濁度はそれほどでもなく若干といった程度。お湯を舐めるとやっぱり酸っぱい。若干の硫黄臭も感じる。本日、日帰り客最初が自分のためもあってかお湯も新鮮(投入量もなかなか多いが)。全身浴→足湯→全身浴を何度か繰り返す。結局、このお湯も何故だか気持ちがよく、40分くらいお湯と戯れていた。草津の湯としては強烈な印象はないが、白旗の湯に入った後にはこのくらいがちょうどよい気がする。044049 052 055 057 058

風呂から上がると、ご主人が烏龍茶を持ってきてくれた。また若乃湯の源泉が見たいとお願いをすると重たいサッシをわざわざ開けて下さり、見せていただいた。ポコポコと湧き出ているのがよくわかる。それとこの若乃湯の源泉槽の中にはパイプがあり、このパイプから男女各浴槽へと引かれているそうだ。贅沢にもそれでも余ったお湯は捨てているとのことである。060

この後は湯冷ましにしばし湯畑周辺を再度散策。PM0:25発のバスで草津を後にする。帰路ももちろん鈍行。

草津館。ここも素晴らしい温泉旅館である。人もお湯も。親切なご主人のいらっしゃる宿であるだけにぜひ宿泊してみたい。また、これからは草津に訪れた際、最後の〆に入るお湯は間違いなく若乃湯になるだろう。

草津の湯のおかげで今、腰の方はよくなっている。やっぱり湯治ってすごい。そりゃそうだ。自然のパワーをもろにもらっているんだから。

草津館のHPはhttp://www21.cx/932-kan/

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