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高峰温泉

この度、ホームページを作成しました。まだ未完成ですが少しずつ仕上げていきたいと思います。ぜひご覧下さい。ホームページ温泉を通じて

08年4月5日~6日

小諸ICを下り、浅間サンラインを進み、チェリーパークラインを登る。しかしこのチェリーパークラインの傾斜は凄い。さすがに200Lの水を積んでいるせいもあると思うが、アクセルをベタ踏みしないと登らない箇所も所々あった。AM10:05。高峰温泉のお迎え雪上車が到着するアサマ2000スキー場第三駐車場到着。しかしここ第三駐車場は一杯。早速、高峰温泉へ電話をし、第一駐車場に置くように言われる。001 002

AM10:15。高峰温泉名物の雪上車で宿へ出発。雪上車といってもワゴン車を改造したもので非常に面白い。ちょうどスキー場を横切り、凄い傾斜を登りきったところに宿がある。約10分ほどで到着。着いた瞬間から場がいいなあって感じた。さすがは標高2000m。空気が凛としており気持ちがいい。最初に言っておきたいのですがここ高峰温泉。宿の雰囲気、従業員の方々、周りの環境、経営者の自然に対する考え方、そして温泉。どれをとっても素晴らしく、100点満点の温泉宿だと思います。029 031 032 3_014 005

まだチェックインの時間(13時)まではかなりあるが、早々と受付をしてくれた。しかし部屋はまだ準備中のため「お休み処朝霧」に通され、ここでゆったりとする。窓からは餌付けされてはいるが野鳥やリスが引っ切り無しに現れるのが見える。それとここからの景色がこれまた素晴らしい。小諸の町並みや遠くには中央アルプスが見えるのである。非常に癒される。こんな素晴らしい景色を見ながら注文したコーヒーとくるみおはぎを味わう。どちらも美味しい。026 027 018 3_012

AM11時を過ぎた頃、お風呂の清掃が終わったようで1Fのランプの湯へ軽く入らせてもらう。非常に風情のある浴室。全て木造。扉を開けた瞬間、木の香りがプ~ンとしてくる。また浴槽に注がれるお湯の音が何とも心地よい。湯船は二つに分かれており、向かって右の大きい浴槽は源泉加熱循環風呂+掛け流しの併用(体感温度42℃)。オーバーフローもなかなかの湯量。左側の浴槽は純粋な源泉掛け流し風呂。早速、源泉風呂に入る。ヒェ~。冷たい~。さすがは源泉温度が26℃。ゆっくりゆっくりと身体を慣らすように沈める。慣れると案外冷たさは感じない。泡付きも良好!お湯の色は無色透明であるが細かい湯花が舞っている。飲泉をすると若干のしょっぱさ→タマゴ臭→焦げ臭さを感じる。飲めないほどの味ではない。5分も浸かっていると気持ちよくなってくるのが不思議。目の前には先ほど朝霧で見た景色と同じものが見える。絶景を眺めながらの湯浴み。最高である。また夜に入ったこのランプの湯も風情がある。ライティングされた木々がまたいい雰囲気を出しており、浴槽の照明は一つのランプのみ。し~んと静まりかえった浴室に聞こえるのは注がれる温泉の音のみ。ゆったりのんびりと湯浴みすることが出来る。2_028 021 022 2_026 2_027 023 024 025 3_006_2

PM0時。先に注文しておいた昼食を「食事処雲表」でいただく。正真正銘の小諸そばを食べる(笑)。限定20食?らしい。非常に非常に美味い。コシがあり、そば本来の香りも感じられる。久しぶりに美味いそばを食べた。非常に満足。2_006

PM0:30。部屋に通していただく。2Fの一番奥にある「駒草」という部屋。トイレ(ウォシュレット付)、洗面所は共同。部屋は和室8畳ほどの広さ。窓が大きいせいか非常に広く感じる。ここからも絶景を望むことが出来る。真ん中にはコタツが置いてあり嬉しい。テレビもコイン式でない。2_024 2_007

早速、宿泊者専用の高嶺の湯へと向かう。我々の部屋も横にある階段を一段登ったところにある。1Fにあるランプの湯より少し大きめの浴室と浴槽。入って右手には源泉加熱循環風呂。左手には右手の加熱循環風呂のお湯(体感温度43℃)と冷たい源泉掛け流しの併用風呂。当然、源泉掛け流しの併用風呂へ入る。温度は37℃~38℃くらいだろうか。かなり白濁している。非常にまったりした肌触り。非常に気持ちがいい。ここからの景色の抜群。結局、帰るまでの間、一番長く浸かっていたのはこのお湯。一時間でも二時間でも浸かっていられるいいお湯である。ちなみにここ高峰温泉の循環風呂には塩素は全く使用していない。強力磁石で殺菌をしているようである。理由は塩素消毒すると泉質が変わってしまうからだとか。さすがである。またここで使用している水は全て「創生水」と呼ばれる水を使用している。飲んでよし、洗ってよしの水である。環境保護を考え、洗剤類を流さないように努力しているそうである(素晴らしい!!)。なのでここのお風呂には石鹸、シャンプーはない。この創生水で頭を洗うのである。しかししっかりと脂分等が取れて髪の毛がさらさらになるのである。なんとも不思議な魔法のような水である。2_008 2_018 2_019 2_020 2_015 2_016 2_021 2_011 2_012 3_007

夕食は昼食と同じ「食事処雲表」で食べるPM6:00からである。肉類は全く出ないのが健康的。全体的にどれも美味しかったが、その中でも半殺し鍋というものが非常に美味しかった。ごはんを半分に潰したものを鍋に入れるため半殺しと付けたようだ。秋田のきりたんぽ鍋に非常によく似た味だった。食後、部屋に戻るとデザートのリンゴゼリーが置いてあった。これも美味しかった。2_002 3_001 3_002 3_003

PM8:30~9:30まで。晴れた日のみであるが星の鑑賞会なるものが開催される。宿の方々が説明員として付いて下さる。大きな望遠鏡(3台?)を使い、星座を説明してくださる。やっぱり標高2000m。空気が澄んでいるせいもあってか空が近く感じる。こんなにじっくり星をみるのも何年ぶりだろうか。望遠鏡を使ってであるが肉眼で土星の輪を見ることが出来たのは感動だった。しかしこの時間の気温は-3℃。非常に寒かった(笑)。3_015 3_016

翌朝はAM5:10起床。日の出を見るためである。しかし、山間部のため実際に日が顔を出すのはずっと後。結局AM6:00を過ぎたころにようやく太陽が顔を出した。黒斑山の山頂付近から顔を出した太陽はこれまた凄いパワーだった。3_0213_023  3_020

朝食はAM8:00から。夕食と同じく健康的。味は美味しい。何だか身体が洗われていくような食事である。毒素が抜けるというか。3_022

朝食の後は、再度入浴。ランプの湯と高嶺の湯の両方に入り最後の湯浴みを楽しむ。湯上がり後は最後の館内めぐりもする。3Fにある展望台から見る景色が素晴らしい。望遠鏡が置いてあり、それを使えば正面には中央アルプスが手に取るように見える。それとここのは命の水という飲泉所があり温泉水を自由に飲むことが出来る。浴室のより味が濃い気がした。2_023 2_025

AM10:00チェックアウト。送りの雪上車は本物の雪上車?。後ろの席がいっぱいのため運転席の横に座らせてもらった。ワゴン車改造雪上車より速度は遅いがパワーがありそう。AM10:10。アサマ2000スキー場第三駐車場着。ここからは帰路に着く。途中、佐久平PAで神津牧場のアイスクリームを食べたのは言うまでも無い。いつ食べても美味い。3_026

今回、素晴らしい温泉宿に出会いました。少しオーバーかもしれませんが地球に生きる人間として忘れかけていたものを思い出させてくれたような気がします。また山などの自然に興味のある方の宿泊が多いようでそれらの方々は非常にマナーが良く気分がよかった。いい場所には自然と良識的な方々が集まるのかなぁって思ったりもした。ここは定期的に訪れたい場所です。そして出来ることなら一週間くらい滞在してゆっくりしてみたいです。3_004

同行者からもらった女性用風呂(ランプの湯と四季の湯)の画像をUPします。3_001_2 3_009 3_004 3_011

高峰温泉のHPはhttp://www.takamine.co.jp/

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