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湯沢温泉 雪国の宿高半(清津峡など)

ホームページを作成しました。まだ未完成ですが少しずつ仕上げていきたいと思います。ぜひご覧下さい。ホームページ「温泉を通じて」

08年4月19日

この日は久しぶりに義母を連れての温泉です。せっかくなので観光、温泉、美味しい食事の三点セット。中味の濃いものとなった気がします。

AM6:30自宅出発。途中、義母を乗せてAM8:30に北関東道の伊勢崎ICから高速にのる。この日は至って順調。AM9:40関越道湯沢ICを下りる。ここから津南方面に約10km。AM10:00清津峡に到着。

一番手前の村営?駐車場に車を止める。しばらく小さな商店街?のようなところを歩くとトンネルに出会う。このトンネルを入ったところに清津峡見学のチケット売り場がある。入場料1人/500円。ここからは長いトンネルの中を奥へと進む。ここの峡谷は非常に危険なのだろうか。トンネルを進み、途中に作られた三箇所の展望台でのみこの清津峡を見ることができる。柱状節理と呼ばれる岩が奇怪で、下を流れる清津川が雪解け水のせいだろうか水量が多く迫力がある。なかなか見たことに無い風景であるのと同時にマイナスイオンが凄い。終始、鼻奥がす~っとしっぱなしだった。またここの入口手前には「清津館」なる秘湯を守る会の宿があり、日帰り入浴をしようかとも思ったが、有名な露天風呂には宿泊者しか入れないため止めておいた。 005 006 009 012 014 017

AM11:15清津峡出発。まだ時間があるため、塩沢の国道17号線沿いにある中野屋というそば屋に入り、自分だけ新潟名物のへぎそばを食べる。コシがあり美味かったが沢山注文し過ぎて(へぎそば二人前/1,380円)完食するのに苦労した。二人前でなく三人前はあると思う。Image2911 Image2901

PM0:30。今日、日帰り入浴をする「雪国の宿高半」に到着。入浴開始時間まで30分もあるため、しばらく車で待機。すると中学校時代からの親友から電話がかかってきた。この時間、彼の母校と自分の母校が春の大会(野球)で対戦しており観戦に来ているとのことだった。二人とも野球部出身。彼の母校は一時期、甲子園常連校であった。自分の高校は良くてもベスト4くらいまでにしか勝ちあがれない大したことのない高校だった。非常に興味があったが、結果は10-3で自分の母校がコールド勝ちしたようだった。

PM1:00。入浴料(1人/1,000円)を払い中へ。受付の方のお話では男性用風呂のお湯がいっぱいに張られていないとのことだった。まあ、入っているうちに溜まるでしょう。ここは大型旅館と言った雰囲気。二階に上がるのにはエスカレーターを使う。果たしてお湯はどうなのか。055

川端康成の資料室のすぐそばに浴室がある。脱衣所はかなり大きい。入口の下駄箱にスリッパを置くのであるが抗菌対応。やぱりさすがは大型旅館。そして浴室へ入る。向かって右側には大きな浴槽(湯がいっぱいになっていない)と右側には比較的小さな浴槽。とにかくここの浴室がデカイ。ピッチング練習用スペースが2レーンは取れる(笑)。040 039 029

早速向かって左側の小さな浴槽に入る。う~ん。やわらか~い。トロ味を感じるお湯である。温度は40℃くらいだろう。ちょうどいい温度。無色透明で甘い石膏の香りがプ~ンとする。お湯を舐めてみると石膏の香りが鼻から抜けるがタマゴ臭は感じなかった。またここからの景色もいい。大きなガラス壁?からは湯沢の町並みと山々が一望なのである。ガーラ湯沢駅も目の前に見える。非常に気持ちのいいお湯。クセはないが飽きないお湯。瞑想(っていうか睡眠)したり足湯したり頭からお湯をかぶったり、肩まで浸かったりで約1時間。心臓がバクバクしない程度にお湯を堪能した。025 026 027 036 034 033

もうひとつの大きな浴槽にも少し浸かったが、掛け流し状態になるまで、もう少し時間がかかりそうだった。お湯は小さい浴槽と同じ。037 038 028

風呂から上がって飲泉用の冷えた温泉を飲んだが、これはタマゴ臭をほんのり感じることが出来た。041 043

すると女性風呂から義母と同行者が出てきたのであった。ふたりとも非常に満足そうであった。女性風呂には露天風呂があり、ここでずっと湯浴みしていたらしい。 004_2 005_2 009_2

最後に川端康成の資料室を見学。雪国を執筆した部屋(かすみの間)がそのまま保存されており自由に見学できる。サクっと見学しました。駒子の写真があったが、彼女の顔はモデルさんみたいな顔立ちをしていると思った。あの当時はきっと目立った存在だったのだろう。042 051 044 045

PM2:30高半出発。自分以外は昼食を食べていない。同行者は膝が笑っているとのこと。

あのユーミンが絶賛していたらしい岩原スキー場の一番奥にあるイタリアンの店へと向かう。「ピッツェリア ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ」というとんでもなく長くて覚えられない名前の店である。ロッジ風の建物でいかにもリゾート地にありそう。でも味は素晴らしい(値段も素晴らしい(笑))。ビザは注文を受けてから窯で焼いて出す。パスタは麺の湯切りが丁寧なのだろう(最近これが雑なイタリアン店が多すぎる。ラーメンの世界では常識なのだが)。ソースが麺にしっかりと絡み、濃厚で美味い。食べた後もお腹にはずっしりとした感覚はない。満足であった。056 058   060 063 064 065 066

PM3:30。長い名前の店(笑)出発。途中、水上ICで下り、釈迦の霊泉で水を三箱買ってから帰宅。

今回は日帰りなのにもかかわらず非常に濃い旅となった。高半も名前の長いイタリアン店も素晴らしく、湯沢に行ったらどちらもはずせない存在。また来たいなぁ。

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越後湯沢駅とガーラ湯沢駅の周辺に広がる温泉地です。現在は、スキーリゾートとして有名な温泉地ですが、かつては、川端康成の名作「雪国」の舞台として知られていました。エリア内には共同浴場も設けられ、スキーを楽しんだ後に、気軽に温泉で汗を流すことができます。... [続きを読む]

受信: 2008年4月23日 (水) 10時05分

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